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四ノ宮A。
ごくごく普通の飲食店の従業員。
だったはずなんだけど…
三途「おい、仮眠させろ。」
貴方「はいはい〜。どうぞ」
いつからか三途春千夜というピンク髪の男の暇つぶし相手となっている。
この人は私の用事なんてお構い無し。
自分が会いたいときに来て、満足したら去る。
そんな彼に私は惚れていた。
…まぁこんなに距離感なかったら惚れるよね。
膝枕したりしてるけど恋人じゃない。
友達…でもないかも？
簡単にぷつんと切れてしまいそうな関係。
貴方「…隈できてる…」
三途「4日も寝てねぇからな」
これも聞き慣れたこと。
なんの仕事してるのかは何となく察してる。
容姿から想像できるよね。
普通の仕事をしてるはずがないこと。
私はただのお気に入り。
彼のプライベートには深く入り込んではいけない。
彼の仕事に触れてはいけない。
我儘も言えない。
私の膝の上ですやすや眠る顔にすら触れられない。
私はただの彼の負担を少しでも癒せたらそれでいい…
いいんだよね…
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作者名：愛姫
| 作成日時：2023年4月17日 23時
