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貴方「…眩しいな」
荷物の整理も終わって息抜きに外に出てみた
六本木はキラキラしすぎている
「おいコラ!こんな夜遅くに一人で外出るんじゃねぇ!」
貴方「………春千夜君。大丈夫だよ。だれも私なんて興味沸かないから」
この人たちこそ私の事なにも知らないんだろうか
本当は一ノ瀬じゃないこと
過去にした私の犯罪を
貴方「…あなた達に私は…どう見えてる?」
三途「あ?どうって…普通の女だ。何も知らなそーな。弱そうな。」
女…か。
女扱いしてくれるんだ
嬉しいなんて思うのはいいよね
貴方「春千夜くんが初めてだ。私を女って言ってくれたの。ふふ、ありがとう。でも私綺麗じゃないよ。もしかしたら貴方たちより……まっくろかも」
どうしてそんな悲しそうな顔をするの?
ここの人たちは優しいね
何も怖がらない私を良いように使えばいいのに
それをしない
三途「…戻るぞ。明日から仕事だろ。」
貴方「春千夜くんは、お母さんみたい」
三途「あ?せめてお父さんだろ」
いや、お母さんだな
なんて心で突っ込んだのは教えてあげない
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いちご丸 - 続き気になります、、! (9月2日 17時) (レス) @page35 id: 7e45dba670 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:愛姫 | 作成日時:2023年3月14日 20時