君の隣【乃木ルカ】 (ページ30)

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クラス「委員長おめでとうー！」

委「ありがとう！」

一位をとったのは飛田君。
胸騒ぎがする。気のせいかな

良くないことが起こる気がするのは

ペルソナの警告のせい？

そんな不安を抱きつつも、委員長を皆と見送ってから一週間なんてあっという間で私は任務の日々を過ごしていた。

だから学園がアリス紛失事件のことで騒ぎ出す前から事件の詳細は知っていたし口止めもされている。

委員長も被害者の一人。

委員長を送り出した時の胸騒ぎはこれだったのかもしれない。

初校長もこの事件には敏感で、私に調査するように命令してるぐらい。

貴方「…棗も何か命令された？」

棗「俺等ペアだしな」

任務で私達はバラバラになることはあんまりない。
特に棗が一人になることがない。

私がそれを望まないから。

棗を守れるのは私だから。
彼の命を私が伸ばせる。

貴方「…アリスなんて無ければ幸せになれたかな」

棗「…さぁな」

盗られるのが私だったら良かった。
そう思ってしまった。

今だって頭の片隅ではその思考がある。

そんな事を考えながらぼーっとしてる時だった

サイレンが鳴り構内がパニックになった。

貴方「…棗」

棗「っ……下手に動くな。」

大丈夫…よね？

これから…