君の隣【乃木ルカ】 (ページ20)

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翌朝
目が覚めて一番に視界にはいったのは金色。

鳴海先生……？、

身体をゆっくり起こすと見えたのは鳴海先生ではなくてルカだった。

どうしてルカ…？
あの後、鳴海先生に眠らされて今まで熟睡してたから記憶はない。

鳴海「起こさないであげて」

貴方「鳴海先生……」

鳴海「彼、一晩君のそばを離れなかったんだ。自分も何かしたいって。」

こんなことしてくれなくても、ルカはいつもたくさん私に癒しをくれてるのに。

ルカの優しさが私の心の癒しになる。

鳴海「熱も下がったね。ごめんね。。。君を守れなくて」

貴方「いい。わかってるから……先生も…苦しいこと」

先生も学園から逃げられないの私知ってる。
初校長にお仕置きされてるの何回か見たことある。
蜜柑のこと報告してたことも。

先生も私や棗と同じ。

ルカ「うっ………！A！」

貴方「おはよう。」

ルカ「っ…お、おはよう…」

寝起きのルカはいつもより、少しボーッとしている。
ちょっと寝癖ついてるのが可愛いかもなんて言ったら怒られるだろうな。

ルカ「よかった。熱…下がってる」

びっくりした。
ルカのひんやりした手が私の額に触れて…

ドキドキしたのは何？

こんな距離いつもと変わらないのに…