トリップしたら軟禁されてしまった

モーニング無惨 ページ18

あの後、炭治郎達が山をあとにするまでを見たAはとりあえず水鏡の効果を切った。
(ん〜やっぱり原作とは少し違う展開だったな。家族も無事だし。よし、これからも時々見よう。気になるし。それにしても・・・眠い)
それもそうだった。寝ている間に歪みに巻き込まれ、見知らぬ場所にいることや不思議な力が使えることに驚き、無惨につれ攫われて軟禁される事になったり、挙句に神と対面したり、名言を聞いてテンション爆上げしたりなど。(最後のは自業自得だが)立て続けに理不尽な目や予期せぬ事にに遭ったのだ。自覚が無くても身体や精神にはかなり負荷が掛かっている。碌に寝ていないAの身体は睡眠を欲していた。
(よし、寝よう)
Aはそう決めると横になった。布団が無いので後で身体が痛くなるかもしれないがそれよりも眠気が強かったので、気にせずに目を瞑るとすぐさま寝た。
・・・(｡-ω-)zzz. . .
・・・・・・
・・・・・・
無惨「おい、起きろ」
(｡-ω-)zzz. . . Aは熟睡していた。
無惨「おい、起きろ」
無惨はAの両頬をつまむとぐりぐりしだした。
無惨「おい、起きろ」
(｡-ω-)zzz. . . (｡ﾟωﾟ) ﾊｯ!
無惨に両頬をつままれたまま起きるA。
寝起き1番に見たのは無惨のサディスティックスマイルだった。←めちゃくちゃ満面の笑み
A『・・・いひゃいでふ』
つままれているのでうまく話せないA。
無惨「だったら一回で起きるべきだったな。・・・今からお前を監視する上弦の者どもと会わせる。早く支度しろ。」
A『えっ？！ちょっと？！』
(支度しろと言われても何をすれば？！着替えるといっても着替えが無いし。)
A『あの、何をすれば・・・』
無惨「その変な装いをやめろ。」
A『着替え、無いですけど。』
無惨「はぁ・・・もう良い。そのままで来い。会わせた後に何か見繕う」
A『はい・・・』
寝巻き姿で上弦の鬼と会うことが決まったA。しかも無惨にはため息をつかれている。
無惨「もう、昼過ぎだ。いつまで寝ているんだお前は」
無惨にめちゃくちゃ呆れられている。私は渋々無惨について行った。
・・・・・・
・・・・・・
無惨の後ろについて歩く。そこまで離れた場所では無かった。原作で見た、十二鬼月の集められるあの場所に約三分で着いた。
(意外とすぐそこだった)
Aが内心そう考えていると
無惨「鳴女」
無惨が呼ぶと目元を隠した女性が来た。

上弦の鬼達との邂逅1→←使ってみた☆2

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