トリップしたら軟禁されてしまった

無惨視点2 ページ13

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城に着くと娘は景色が変わったのでひどく驚いてい


た。


無惨「今日からお前はここに住んでもらう」


娘『・・・ハッ？！』


娘は呆然とした。私は気にせず続ける。


無惨「お前のあの力は実に興味深い。それにその力を


持ったお前が鬼狩りどもの手に渡っても面倒だし


な。・・・残念だが鬼にしたらその力がどうなるかわ


からんから鬼にはしないでおく。だが安心しろ、ちゃ


んと食事や生活に必要なものは与えてやる。」


そう、ここに連れてきたのは鬼狩りどもに絶対見つか


らないからだ。さらにここなら上弦の者どもに交代で


見張らせるのにもちょうどいい。鬼にできないのは残


念だが、鬼にして力が無くなったら困る。研究できな


いからな。


無惨「部屋はここを使え。あと、お前がこの城を出ら


れないように監視をつけるからな」


城は人間では出られないが万が一があるからな。あと


は上弦の者どもを呼ばねば。私はこの後のことを考え


ながら娘のいる部屋を出た・・・

裏話
無惨がすぐ家から離れたのは炭治郎の家族がみんな倒


れたまま動かなくなってしまったのを見て死んだと思


ったからです。実際は瀕死の重傷でしたが生きていま


した。その後すぐAがトリップしてきました。無


惨はその時に、今まで感じたことの無い気配だったの


で気になってしまい戻ってきました。戻ってみて血を


注入した者達が生きていたことも驚きましたが何より


寝巻き姿のAが自分の知らない力使っていたのを


見てそっちに興味を持ちました。話の中での理由もあ


りますがAは愛され体質なのでAを見て無自


覚に独占欲が湧いたのも連れ帰った要因です。なので


他の人間に対するよりもAへの態度はやや柔らか


いです。

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