有頂天ぴくにく！:all (リク) ページ26
美嘉 様リクエスト
3家族ピクニック
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駐車場に車をとめて、一面に緑が広がる大きな公園までみんなで向かう。
ここに来るまでに子ども達は車ですやすや寝ていて、寝起きの蓮とラウールくんはそれぞれパパの腕でまだ眠そうにしてる。
一方俺らの数歩前を行く康二くんは、早く早くと阿部の手を強く引いてどんどん先に進んでいた。
「待って、康二落ち着いて。あんまはしゃいでまた迷子になったらママそろそろ胃に穴開くから」
「ならへん！」
「全然説得力無いよ...」
困った様に言う阿部とは対称的に、佐久間は康二くんと一緒になって大分ハイテンション。競争だ！と言って公園まで走っていった。
手を離された阿部は遠くなっていく2人を見て、溜息をついた。
「もう、大介まで...」
「はは、まあレジャーシート持ってったし、場所取りしててくれるでしょ」
ふっかがそう言ってくすくす笑う。その声を聞いたラウールくんが、照の胸板から顔を上げてくりっとした目をふっかに向けた。
「まま、もうぴくにくする？」
「んー？うんそうだな、ほらもう公園見えるよ」
入口に立つと、柔らかい風が青々とした芝生を撫で、その向こうにはうららかな空が晴れ渡っている。
うとうとしていた2人も、それを見ると目をキラキラさせて佐久間と康二くんの方へ走っていった。
荷物をベンチに置いて辺りを見回すと、めっちゃでっかい木が風に揺れていて思わずすげえ、と声が出た。
「.....ふふ、懐かし」
「ん？ふっか何か言った？」
「いや、別に。ここね、夜はめっちゃ星が綺麗なんだよ」
「へー....よく知ってんな」
「たまたまだよ」
楽しそうにそう言ったふっかは、鼻歌を歌いながら荷物を取り出し始めた。こいつの考えてることは偶に分からん。
ま、いっかと思って俺もおもちゃを取り出した。
「涼太、これ子ども達に渡してきて」
「うん？ああしゃぼん玉」
今日のために蓮と買ってきたおもちゃ1号。間違って吸い込まないように注意して、と言って渡す。
遊んでいたサッカーボールも放ってしゃぼん玉を飛ばし始める子ども達を、俺ら3人はベンチから見守ることにした。
大きいしゃぼん玉ができて喜んで飛び跳ねる康二くんとラウールくんも可愛いけど、嬉しそうにパッと俺を見てくる蓮もすげえ可愛い。
楽しそうに遊び回るところをパシャっと写真に収めて、その笑顔に癒されながらお気に入りボタンをタップした。
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苺みるくラテ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (1月9日 2時) (
レス) @page42 id: 00ab994726 (このIDを非表示/違反報告)
さ - リクエスト失礼します。初め立った日のこーじバージョンの更新をお願いします (2021年3月7日 0時) (レス) id: 9c7cdecfa0 (このIDを非表示/違反報告)
y c(プロフ) - コメント失礼致します。いつも楽しく、癒されながら拝見させて頂いております。リクエストさせて頂いても大丈夫でしょうか？3家族それぞれの家族旅行に行ったお話など読んでみたいです。お忙しいとは思いますがこれからも楽しみにしてます (2020年7月26日 12時) (レス) id: 069b9a8e2d (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - みゅうさん» コメント、リクエストありがとうございます(^^)了解しました。お受けさせていただきます！ (2020年7月10日 13時) (レス) id: 8b39fff6e9 (このIDを非表示/違反報告)
みゅう(プロフ) - コメント失礼します！いつも楽しく拝見してます！(^^)いきなりリクエストで申し訳ないのですが、、3家族のまだ年齢が1歳とか2歳とか小さな時のお話が見てみたいです！これからも楽しみにしてます！！(^^) (2020年7月8日 0時) (レス) id: 96d73d0fc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん
| 作成日時：2020年3月29日 17時
