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side sk
「亮平！落ち着いて！」
手当たり次第探すけど、どこにも康二はいない。亮平は取り乱した様に家中ひっくり返してて、一度その手を掴んで止めた。
見上げた顔は涙に濡れていて、小さくどうしよう...と呟いた。
「...さっき玄関見たら、康二の靴が無かった」
「.....っ！」
「顔拭いて。探しに行こう」
考えたくなかったけど、康二は外に行ったんだ。小さい体で、危険がいっぱいの外に行ったなんて心配でしかたないけど、冷静に康二が行きそうな場所を考えなければ見つからない。
ぐいっと亮平の涙を拭って、手を強く掴み立ち上がらせた。
□
side kj
ままがないとった。
ぱぱは、ちょっとだけおこっとった。
けんかはいけないって、ようちえんのせんせいが
いっとったのに。
「おはな、ままとぱぱうれしいんかな」
ぷち、っておとがして、きれいなおはながとれた。
「これで、ままとぱぱ なかよしなれるかな」
えほんにも、おはながライオンさんとトラさんなかよしにしとったもん。
「くふふ、おうちかえろ！..................あれ、？」
□
side iw
「.....ん？」
ラウールがおばあちゃんに会いたいと言うから、ふっかのお母さんに預けて俺らは久しぶりに2人でデートしてきた。
帰り道、ふっかに電話が掛かってきて会話が途切れ、なんとなく辺りを見回すと公園にしゃがみ込む小さい子を見つけた。
ひとりぼっちで大丈夫か...？と思って見ていると、小さな手で顔を拭っている様に見える。
「泣いてる...？」
「照っ！今阿部ちゃんから電話あって、康二くんが迷子だって....」
「えっ...」
ふっかから聞いてすぐ、ハッとしてまた公園にいる子をジッと見た。
「ふっか...あそこにいる子、康二じゃない？」
「え？」
目を凝らして見ると、やっぱりそうだ。
慌てて走って駆け寄っていって、その小さな背中に話しかけた。
「康二...？」
「っ...！？ぁ...、て、るにい...？」
「やっぱり...。康二くん、大丈夫？」
ふっかがハンカチを取り出して顔を拭くと、大きな目からポロッと涙が溢れた。
「康二、おいで。抱っこしてやる。...ふっか、阿部達に連絡して」
「うん...」
泣くのを我慢しようとしてるのか、唇を噛んで俺の胸板に頭を預けている康二。落ち着かせる様に、その頭を優しく撫でた。
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(初子どもside)(もう無理)
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苺みるくラテ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (1月9日 2時) (
レス) @page42 id: 00ab994726 (このIDを非表示/違反報告)
さ - リクエスト失礼します。初め立った日のこーじバージョンの更新をお願いします (2021年3月7日 0時) (レス) id: 9c7cdecfa0 (このIDを非表示/違反報告)
y c(プロフ) - コメント失礼致します。いつも楽しく、癒されながら拝見させて頂いております。リクエストさせて頂いても大丈夫でしょうか？3家族それぞれの家族旅行に行ったお話など読んでみたいです。お忙しいとは思いますがこれからも楽しみにしてます (2020年7月26日 12時) (レス) id: 069b9a8e2d (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - みゅうさん» コメント、リクエストありがとうございます(^^)了解しました。お受けさせていただきます！ (2020年7月10日 13時) (レス) id: 8b39fff6e9 (このIDを非表示/違反報告)
みゅう(プロフ) - コメント失礼します！いつも楽しく拝見してます！(^^)いきなりリクエストで申し訳ないのですが、、3家族のまだ年齢が1歳とか2歳とか小さな時のお話が見てみたいです！これからも楽しみにしてます！！(^^) (2020年7月8日 0時) (レス) id: 96d73d0fc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん
| 作成日時：2020年3月29日 17時
