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side nb
夜、蓮を寝かせて看病も落ち着いたので横で一緒に寝ていると、ふっと目が覚めた。なんとなく嫌な予感がしてパッと蓮を見ると、真っ赤な顔で荒く息をしていた。
「蓮....！どうしよう...、あつ、」
慌てておでこの手をやると昼間より明らかに上がっていて、今までにない高熱に取り乱す。
その俺の声を聞いた涼太が起きて、俺の肩に手を置いた。
「翔太、落ち着いて。とりあえず汗拭こう」
「うん...」
そう言うと涼太は、飲み物を取りに部屋を出た。
タオルで汗のついたおでこを拭いていると、蓮の瞑っていた目が開かれとろんとした目でこちらを見上げてくる。
涼太が部屋に戻ってくると、手に冷えピタを持っていた。
「んぅ....やぁだ、」
冷えピタを貼ろうとした涼太の手を、蓮はぺちんと叩いた。
「あれ、冷えピタ嫌いだっけ」
「全部嫌になちゃってるみたいだな」
まあ冷えピタは無理に貼らなくてもいいけど、と言って代わりに濡れタオルで体を冷やす。
潤んだ目で不安そうにこちらをみてくる蓮の頭を撫でる。
「まま...またおすくり...？」
「ん？ああ、おくすり？寝る前に飲んだから今は飲まないよ」
それを聞いてふにゃっと笑顔になった蓮の顔は安心が溢れていて、分かりやすい奴だ。
次第に眠そうな顔になった蓮に、寝たら良くなるよと眠りを促す。
「...寝た、ね」
「うん...。俺、ワタワタしちゃってあんまり上手に看病できなかった気がする」
「そんなことないでしょ、蓮に薬飲ませれたんだから。翔太も頑張ったね」
優しくそう言ってくれる涼太にホッとする。アイスに混ぜる方法が一瞬でバレたのは、多分俺の配分ミスだろうということは...まあ、黙っておくことにした。
明日の幼稚園は元気に行けることを願って、蓮の隣で目を瞑った。
□
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翌日、まだ眠っている蓮の脇に体温計を挟んで熱を計る。おでこを触った感じだと、下がっていると思ったけど。
「....うん、下がってる」
昨夜の寝苦しい感じは無く、気持ち良さそうに眠る蓮の髪を撫で付けた。
end
♢♢♢♢♢♢
「蓮、お薬飲めたんだ？えらいね」
「...だって、ままがだっこないって」
「そんなこと言われたんだ笑まあ、ママにお風邪移っちゃうかもしれないからね。ママに移ったらパパにも移っちゃうし」
「なんで？」
「涼太！！！！」
甘えたさん病:iwfk (リク)→←おくすりりじぇくしょん:dtnb (リク)
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ゆん(プロフ) - Nottothetrickさん» コメントありがとうございます(^^)こちらこそリクエストありがとうございました。ご期待に添えていれば嬉しいです！ (2020年4月1日 15時) (
レス) id: 8b39fff6e9 (このIDを非表示/違反報告)
Nottothetrick(プロフ) - リクエスト作品ありがとうございました！とても可愛らしいさくあべ夫婦と康二くんでした！！移行おめでとうございます。これからも楽しみにしております。 (2020年4月1日 9時) (レス) id: 107366cef3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - いまさん» コメント、リクエストありがとうございます(^ ^)了解致しました。お受けさせていただきます！ (2020年3月28日 12時) (レス) id: 8b39fff6e9 (このIDを非表示/違反報告)
いま - リクエスト失礼します！宮舘夫婦が喧嘩してしまうお話しお願いできますか？喧嘩してる2人をみて不安になって泣き出してしまう蓮くんをみて仲直りするって感じでお願いします！最後に喧嘩の原因を少しかいていただけたらうれしいです！ゆっくりがんばってください！ (2020年3月28日 12時) (レス) id: 7ea1ab7995 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん(プロフ) - Mさん» コメント、リクエストありがとうございます(^ ^)了解致しました。では番外編の方で書かせていただきます！ (2020年3月28日 11時) (レス) id: 8b39fff6e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆん
| 作成日時：2020年3月1日 9時
