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晶との練習を何度か行い、やってきた1月11日。
晶の襲名披露公演が始まり、研究生が前座を終えるとステージのライトが消え真っ暗な劇場に晶のナレーションが流れる。スクリーンには晶がレッスンをしている姿やライブ映像を編集したものが流れた。

A(もうすぐ見れる…晶先輩の新しい輝き…)



晶「私は一部の人達から”不作の期”と呼ばれる76期生です。私、絶対襲名するんだ、と強い想いで00に入りました。努力してるつもりでしたけどほんとにつもりで、もっと努力できたのにしてませんでした。そんなだから後輩の77期生に追い抜かれて、自業自得なのに嫉妬して不貞腐れて、嫌な態度をとって…。そんなことで輝けるわけないのに。不作だって言われて当然です。

でも、そんな私を後輩や先輩達は見捨てないでくれました。仲間と、歌。そしてファンの人達のおかげで歌を大好きな気持ちを思い出して、また歌を楽しむようになったらキララが生まれてくれました。本当に嬉しかったです。

私の名前、”晶”は星の光を表してて、”光”、”明るくきらきら輝く”等の意味なんですが、今まで名前負けしてました。でも、今は違うって言えます。私はようやくきらきら輝く星になれたんです。皆さんのおかげです。
今から皆さんにお見せします!私、志良堂晶改め……」

一度言葉が止まり、すべてのライトが灯る。眩しい光がステージを照らして、セリーに乗る晶の姿が見えた。赤と黒のチェック模様の襲名メンバー用衣装を着ている。



晶「7代目大家志津香の輝きを!」



曲のイントロが流れると同時に、わっ!と大歓声が上がる。
晶の名や、おめでとうと叫ぶ声がいくつも響いた。歌い始める晶の頭上でキララがすでに輝いている。

ファン「晶ちゃあぁぁぁん!!」

ファン「しーちゃん襲名おめでとーっ!!」

ファン「しーちゃんか!予想通りだ!晶ちゃんにぴったりだな!」

ファンの中には泣いて喜ぶ人もいた。晶のイメージカラーのオレンジ色に光るペンライトを振って歓声を上げている。




ステージの袖では、A達メンバーが笑顔で歌い踊る晶を見つめていた。

瑞「しーちゃんかぁ!」

李「予想当たったね」

友「しーちゃんさん、晶さんにぴったりですよね!」

織「わぁ…!」

彼「さ、私達も行こう!」

襲メン、智「はい!」

襲名メンバーと智恵理もステージに上がり、晶のライブがさらに盛り上がるよう気合を入れて共に歌い踊る。

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設定タグ:マクロスΔ , AKB0048 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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作者名: | 作者ホームページ:http://id38.fm-p.jp/213/7772010/  
作成日時:2023年8月10日 19時

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