〃 ページ47
?「久しぶり!元気そうだね」
聞きなれた、だが懐かしい声が響く。
A達は振り向くと、緑の髪の小柄な女性が笑みを浮かべてこちらを見ていた。
A(たかみなさん!)
研「たかみなさん!?」
有(元5代目たかみな)「たかみなじゃなくて
元5代目たかみな―――本名、
楚「うわぁ〜たかみなぁ!」
宇「お久しぶりです!」
織「卒業した後故郷に帰ったんじゃ…。私達に会いに来てくれたんですか?」
A「お久しぶりです。元気そうでよかったです」
有「皆もね。
沙原星でのことは知ってるよ。頑張ったね。そして76期の皆、キララの誕生おめでとう。努力が報われたね。皆なら大丈夫って信じてたよ」
栞が優しく微笑むと76期生は彼女の思いを嬉しく思いながら礼を言う。
栞「晶が襲名決まったって聞いたよ。これから増々忙しくなるけど、皆きちんと休息はとりつつレッスン頑張るんだよ。これから私も牛山先生に負けないくらいビシバシ指導してくから覚悟してね」
鈴「…指導ということはもしかして…」
鈴子が感づくと、牛山が栞の隣に移動する。
牛「紹介するわ。今日から00専属の歌とダンスの講師になる有沢先生よ」
有「元5代目たかみなでした有沢栞です!皆さんが襲名できるように全力でサポートして参りますのでよろしくお願いします」
栞は姿勢を正して礼儀正しく挨拶をすると、驚く研究生に向かって口元ににっと笑みを浮かべるのだった。
―――
歌とダンスの講師として00に勤めることになった有沢栞。彼女は研究生への挨拶後に襲名メンバーに会いに行くと驚きと歓喜の表情で迎えられた。彼方はあんぐりと口を開け茫然としていたが、次第に涙を滲ませたかみなの名を叫び抱き着いたのである。
彼「たかみなさん!会いに来てくれるなんて嬉しいです…!」
有「こら、たかみなは自分のことでしょ。
あのさ、私、今日から00専属の歌とダンスの講師になったんだ」
佐「私達の先生!?」
真「マジすか!?やったぁ!」
智「たか…、いえ、有沢先生に教えてもらえるなんて嬉しいです」
彼「た…。えと、有沢先生がやりたかったことって先生だったんですか」
52人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:空 | 作者ホームページ:http://id38.fm-p.jp/213/7772010/
作成日時:2020年4月9日 7時