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女子アナ「一番早かったのは……楚方ちゃんです。楚方ちゃんどうぞ」
司会席のモニターに一番早く押したのは楚方、という結果が出たので女子アナがそれを告げる。すると楚方は自信満々に胸を張って答える。
楚「こんなのかーんたん。正解は白！」
”ブブー！”
不正解を告げる効果音が響く。
楚、晶「えっ！？」
不正解という事実に楚方はびっくりして叫ぶ。同時に晶や他の何人かのメンバーも。
晶は襲名熱で苦しい者のスタッフに支えられてスタジオに入り、何とか倒れないよういつも通り元気に振舞い収録に参加していた。
晶「ホッキョクスターって家族旅行で行ったことあるけどホッキョクグマ白でしたよ！？」
楚「そーだよね！？楚方テレビで見たことある」
真「あっ、まさか白に見せかけて薄いクリーム色とか？」
ここで鈴子が素早くボタンを押した。
鈴「色は透明です」
ナレーター「正解！30点獲得！」
女子アナ「ホッキョクグマの体毛は内部は空洞になっていて、光が当たると乱反射して白く見えるんです」
芸人1「鈴子ちゃんよく知ってたねぇ」
鈴「クイズ番組に備えてあらゆるクイズの予習をしてますので」
A「さすがだね(鈴子ってよく本読んだりネットで勉強してて努力家だよね)」
芸人2「鈴子ちゃんこれで連続3問正解！さすが博識だね」
晶「そんなことまで知ってるなんて鈴子知識ありすぎ！00の知識で負けて他の知識でも負けちゃ先輩としてのプライドがやばい〜」
晶が唸りながら頭を抱えて大袈裟に振りかぶる。それも笑いを取る為であった。
芸人1「先輩のプライドってなら襲名メンバーのがやばいんじゃない？もっと頑張れ！若者に負けるな！」
き「私達も若者なんですけど！」
佐「そーだそーだ！」
ら「ババァは一人だけでーす」
き「誰がババァよ！」
らぶたんがきたりえを見ながら言うときたりえがすぐさまツッコミを入れる。
こ「もぉ〜ひどぉ〜い」
こじはるがぷくっと頬を膨らませて拗ねた顔をした。さすが美少女、まるで幼児のような拗ねた顔も可愛らしい。これにはこの場にいる芸人も男性スタッフもメロメロになってしまう。
芸人1「こじはる激かわ！100点獲得！」
こ「わぁーい♪やったぁ♪」
芸人2「いやないから！点あげないから！お前も気持ちはわかるけど他のメンバーにめっちゃ恨まれるぞ！」
真「うぅ…襲名メンバーとしてかっこ悪い姿見せるわけにいかないよ。頑張らねば！」
凪「うん！」
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作者名：空 | 作者ホームページ：http://id38.fm-p.jp/213/7772010/
作成日時：2020年4月9日 7時
