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意識がはっきりしない状態で上半身を起こし、しばらく動かずぼうっとしている。
A(今度はピンクの髪の人と黄緑の髪の人……
あの人達もワルキューレの人。カナメとフレイアと一緒に歌ってたはずだけど…名前思い出せない)

Aはベッドから出て立ち上がるとすでに鈴子は起きたようで姿が見えず、のろのろと起き上がり廊下に出る。洗面所に向かっていると足音が複数聞こえてきた。

彼「あ、A。おはよう」

楚「おはよー!」

A「おはよ…」

笑顔で元気よく朝の挨拶をする楚方。楚方は朝から元気だな、とAは思いながら挨拶を返した。

楚「今日のクイズ番組楽しみだね!鈴子に負けないようにいっぱい答えるぞ〜。がんばろーねたか姉♪」

彼「朝からテンション高い」

楚方に腕に抱き着かれた彼方はちょっとうるさい、とばかりに顔を少ししかめながら「ちょっと静かに」の窘める。


―――瞬間、東雲姉妹に夢で見たピンク髪と黄緑髪が腕を組んで仲良さそうにしている姿が重なった。


A「…?」

Aは目をぱちくりさせる。
フレイアやカナメの時のように夢で見た二人が重なって見えた。また思い出そうとしているのだろう。けれど顔はやはりぼやけて見えない。
彼方は襲名メンバー用の洗面所に行くので途中で別れ、A達は研究生用の洗面所に入る。

鈴「おはようございます」

織「おはよう」

3人をすでに洗顔を終えた鈴子と織音が出迎えた。
2人がAの視界に入った瞬間、織音にピンク髪の少女が、鈴子に黄緑髪の二人の姿が重なる。

A(まただ…誰…?)
ピンク髪の少女は織音と同じようなグラマラスボディだった。黄緑髪の少女は鈴子の髪と同系色で静かな雰囲気が似ている。だから姿が重なって見えたのかもしれない。
そういえば以前にも東雲姉妹のような仲が良い姉妹らしき人物達を見たことがあると感じたことがあった。夢で見た二人も姉妹か、または姉妹の様に仲が良い人物なのかもしれない。

A(そのうちフレイアとカナメの時みたいに思いだせるかな…)
洗顔や歯磨きなど朝の身支度をして、隅でスキンケアをしている友歌の隣に座る。すると、晶の晶の看病の当番をしている瑞樹以外の76期生がやってきた。朝の挨拶を交わし織音が晶の様子を聞くと、宇美がまだ高熱が続いていると説明する。

楚「今日クイズ番組の収録あるけど出るの無理かなぁ?」

宇「うーん…厳しいかもね…」

〃→←〃



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設定タグ:マクロスΔ , AKB0048 , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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作者名: | 作者ホームページ:http://id38.fm-p.jp/213/7772010/  
作成日時:2020年4月9日 7時

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