【00×マクロスΔ】虹色の歌姫 (ページ7)

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観客「友歌ーっ！！」

観客「織音ーっ！！」

観客「あっちゃーん！！」

観客がメンバーの名を叫ぶ。特に凪沙、友歌、織音という名を呼ぶ声が多く、三人は嬉しそうに微笑む。

彼「皆さんこんばんは！研究生のキャプテンを務める75期研究生の東雲彼方と」

美「元75期研究生、岸田美森こと8代目篠田麻里子」

凪「元77期研究生、本宮凪沙こと14代目前田敦子」

智「同じく77期研究生、園智恵理」

友「77期研究生、一条友歌」

織「77期研究生、藍田織音」

真「77期研究生、横溝真琴」

鈴「77期研究生、神崎鈴子」

楚「77期研究生、東雲楚方」

彼「以上、私達75期生と77期生9名！よろしくお願いします！」

75期生、77期生の少女達が一礼すると襲名メンバーの時に負けず劣らずの歓声が上がった。

彼「二曲目は私達が歌わせていただきます。聞いてください。歌うのは秋葉星を奪還する時にも歌い皆と心を一つにした曲、『希望について』！」

研究生それぞれが自分のポジションに立つとイントロが流れだした。

A「……？」

イントロに、研究生のダンス。それを見ていたAは何か違和感を感じた。
曲名を聞くのも歌を聞くのも初めてのはずなのに懐かしさを感じたのだ。

wセンターを務める凪沙、智恵理が歌い出す。
A(この歌……)
するとAの目が見開きステージを凝視した。凪沙と智恵理が後ろに下がり、ほかのメンバーが準で自分のパートを歌ってゆく。キララの光を浴びながら歌う彼女達は自ら輝いているように見え美しい。

A(ステージも女の子達もキラキラして輝いてて、見てると胸がドキドキしてわくわくして……
知ってる…。この歌知ってる…！)

Aは高揚するのを感じながら、己のキララを輝かせる研究生を見つめた。

オペレーター(以下「オペ」)「―――空中にDES軍の有人機部隊！地上部隊確認しました！」

　鳥の形の船内にて、指令室で女性オペレーターが金髪の美女―――00総支配人兼プロデューサーのツバサに報告する。ツバサは冷静に指揮棒を手にモニターを見つめた。

ツ「さっそく来たわね。あっちゃんの襲名を記念してのライブ。必ず止めに来ると思ってたわ。センターノヴァになった智恵理もだけど研究生全員の捕獲を狙っているでしょうね。何せ秋葉星で奇跡を起こした子達なんだから」