【00×マクロスΔ】虹色の歌姫 (ページ6)

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た「藍花星の皆さん、こんばんは！」

襲メン「AKB0048、襲名メンバーです！」

観客「「わああぁぁぁ―――っ！！！」」

大歓声が上がった。少女達―――0048と呼ばれるアイドル達がどれほど人気なのかが良くわかる。

A(襲名メンバー…？襲名ってことは、誰かの名前を継いでるって事？歌舞伎みたいなものなのかな)

優「正確には襲名メンバーと研究生なんだけどね」

た「そうだね。研究生でセンターノヴァになるなんて珍しいことが起きて、運営の方はどうするかって色々会議したり大変だったようだよ」

リボンを付けた小柄な緑髪の少女―――たかみなが水色の髪の少女、智恵理に視線を向ける。

智「襲名メンバーの皆さんと同じステージに立てて本当に嬉しいです。ずっと夢だったセンターノヴァになれて嬉しいですが、先輩方のセンターに立つには私はまだまだ未熟で相応しいと思いません。だからいつか皆さんに認めてもらえるように頑張ります」

優「立派なこと言ってくれるじゃん。さっすが私のライバル、そうでなきゃ。
私は諦めてないからね、センターノヴァになること。昔からの夢、絶対叶えてみせる！」

観客「さっすが優子！00のエース！総選挙1位の優子なら絶対なれる！」

観客「かっこいー！」

茶髪の少女―――優子が力強く言いながら拳を握りしめると、観客からわっと歓声が沸く。

凪「私もです！いつかセンターノヴァになってみせます」

観客「「あっちゃーん！！」」

観客「凪沙ーっ！あっちゃん襲名おめでとー！」

観客「おめでとう！」

優「お、すごい歓声。良かったね、故郷の人達がこんなに14代目あっちゃん襲名を祝ってくれてるよ」

凪「はい。襲名できたのもファンの皆さんのおかげです。本当にありがとうございます！」

凪沙が満面の笑みで礼を言うと観客は増々盛り上がる。
Aは凪沙と呼ばれた少女を見つめた。あっちゃん、という人物を襲名したらしい。

た「さあ、皆さん！二曲目はいよいよ秋葉星を救った女神が全員登場しますよ！」

観客「「わああぁぁぁ―――！！！」」

緑髪にリボンを付けた小さな少女が言うと観客のボルテージが目に見えて上がった。

た「藍花星出身の三人組は特に頑張って練習してきたので皆さん大きな声で迎えてあげて下さい！さあ頼んだよ75期生！77期生！」

凪沙、智恵理、紫のショートポニーテールの美女以外の襲名メンバーが退場して入れ替わりに6人の少女がステージにやって来た。