【00×マクロスΔ】虹色の歌姫 (ページ4)

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た「秋葉星奪還作戦が成功して秋葉星を取り戻してから初めての外の惑星でのライブ。今回は凪沙が14代目あっちゃんを襲名した記念を祝っての凱旋ライブだ。自分達の故郷から誕生したあっちゃんが来るのをファンの人達は楽しみにしてる。
もちろんあっちゃんだけじゃない。友歌と織音も藍花星の人達にとって故郷の誇りなんだ。なんたって二人も秋葉星を救った英雄の一人だからね。今回は三人をメインに盛り上げていくよ」

友「え、英雄だなんて…」

凪沙達藍花星出身組は恥ずかしそうにする。
すると、薄いピンク色の髪の美少女、こじはるがぴっと人差し指を上げた。

こじはる「英雄って言うより～、天使のほうがぴったりと思うなぁ」

まゆゆ「それか女神」

ゆきりん「「秋葉星を救った女神達が来る」って75期と77期が来るのを楽しみにしてるコメントがSNSにたくさん投稿されてるんですよね」

三型目まゆゆがポーカーフェイスのまま言い、ゆきりんも笑顔で言う。
すると藍花星出身組以外の研究生はそれぞれ照れたり嬉しそうな顔をした。

優子「ま、どっちにしてもあんた達三人と研究生達のライブを楽しみにしてるってこと。だから気合入れていいパフォーマンスするんだよ！」

研「はい！」

優「もちろん私達も。後輩に負けらんないよ」

さやか「当然！」

佐江「私達も負けない位輝きましょう」

ともちん「たくさんの人達に歌を届けよう」

た「…それじゃあいくよ」

たかみなはメンバー全員を見回すと大きく口を開く。

た「せーの！」

皆「いつも感謝！！冷静丁寧正確に！！」

た「やりたい事やってるか？」

皆「Yes,sir！！」

空中を浮遊していたいくつもの生命体―――発光する不思議生命体キララが光を放つ。

皆「AKB0048！！」

―――
　暗い廃坑の中に一人の人間が倒れていた。制服のような服を着ていて、近くに”く”の字の形をした機械が二つ落ちている。
人間―――Aの指先がピクリと動き、やがて瞼がゆっくりと開いてゆく。青色の目が露わとなった。Aはぼんやりとしながら上半身を起こし辺りを見渡すが辺りは薄暗い。出入口らしい前方から光が差し込んでいた。

A「ここどこ……？」

呟くが当然誰も答えてくれない。
どうすればいいかわからず、そのまましゃがみ込んでいると。

キララ「～♪」

一匹のキララが可愛らしい鳴き声を上げながらそばに浮かんでいるのに気づいた。

A「…？なにこれ…。かわい…」