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大野先生のスピーチを終え、ケーキの入刀もして。
「夏凛さんは、翔くん以外考えられないですか？」
夏凛「そうだね。翔くん以外、考えられない。」
「ふふ。素敵」
夏凛「Aちゃんも、そうでしょう？」
ーここで、新郎、相葉雅紀より皆様にご挨拶です。
返事をする前に、司会である翔くんが会話を遮った。
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真っ白なタキシードに身を包んだ、世界一カッコいい雅紀が。覚悟を決めたように立ち上がる。
雅紀「本日は、お集まり頂き有難うございます。本当に本当に感謝しています。」
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雅紀「急遽、決まったってこともあって。身内と友人を集めただけのこじんまりとした式にはなりましたが、今回この式に至るにはたくさんの人の協力がありました。
麻希とは高校生の頃に出会い、一瞬で恋をして。それから楽しい思い出を沢山作ってきて。で、それは俺と麻希だけの物語じゃなくて、仲間や支えてくれる人たちがいて。
その仲間のうちの1人が、結婚式やろうって。ウェディングプランナーをしているから、人一倍頑張ってくれて。だから、今回はこういった式をすることができた。
で、仲間の友人が。このホテルで働いてて、なんとか空けてくれて。それで、円滑に予約を進めることができて。医者の友人が、万が一の時の為に妻のサポートをしてくれて。
妻の勤めている美容院の人たちが総出でヘアメイクをしてくれて。そして、急遽頼んだにも関わらず、司会をすることを了承してくれる仲間がいて。
雅紀がそうしたいならそうしなさい。雅紀のやりたいことをかなえて欲しいのが親の願いだって、反対していた妻の両親のことも説得してくれる自分の親がいて。正直本当に、人に助けて貰ってばかりです。」
雅紀の瞳からは涙が零れ落ち、隣にいる麻希ちゃんまでもに伝染していて。いつのまにか私も夏凛さんも、そして前を向けば翔くんも和也も泣いている。
雅紀「麻希はいま、病気と闘っている最中です。その最中だからこそ、より一緒にいたいと思うようになりました。支えてあげたいって思います。絶対絶対絶対、俺が助けてあげたい。」
麻希「…っ」
雅紀「そんなふうに僕が強くいられるのは、僕を支えてくれるみんながいるおかげです。」
和也「………バカっ………………」
雅紀「本当にありがとう。感謝してもしきれません。」
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涙腺が崩壊して、前が見えない。
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サキ(プロフ) - aracick5963さん» コメント有難うございます。最後まで見届けてくださって本当に感謝の気持ちで一杯です…久しぶりの更新になってしまったので私もかなり見返しました…(笑)ぜひ番外編もご覧いただけるとうれしいです♪ (2023年2月25日 23時) (
レス) id: 5b47cf97cc (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - すりおろし梨。さん» コメント有難うございます。長い間放置してしまったのに暖かいお言葉まで。大切な物語だったので無事に完結できてほっとしています(笑)番外編も更新しましたので、お時間がある際にご覧くださると泣いて喜びます…。本当に有難うございました！♡ (2023年2月25日 23時) (レス) id: 5b47cf97cc (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - ともさん» コメント有難うございます。今更の更新になってしまい申し訳ないです…。恋愛も勿論人生の軸ではありますが、友情にもフォーカスして作品作りを行なっていたので素敵なお言葉をいただけて嬉しいです♡完結も見届けてくださったら嬉しいです！ (2023年2月25日 23時) (レス) id: 5b47cf97cc (このIDを非表示/違反報告)
サキ(プロフ) - 橘花さん» コメント有難うございます。更新が滞ってしまっておりお待たせいたしました。。無事にアオハルのみんなは送り届けることができました！沢山愛してくださって本当に有難うございました！♡ (2023年2月25日 23時) (レス) id: 5b47cf97cc (このIDを非表示/違反報告)
aracick5963(プロフ) - 番外編おまちしてます。待ってる間に復習だ！ (2023年2月21日 23時) (レス) id: b2c4870f8a (このIDを非表示/違反報告)
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