《２》彼女は実は天才声優で！？【福山潤】

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＊福山視点＊


俺は ずっと前から悩んでた事がある


櫻井さんに言われた事だ


『デートのお誘いできるじゃ〜ん』


早坂さんと連絡先を交換して


ずっと誘ってみようか 悩んでいる


潤(けど…いきなり誘って 変に思われるよな〜…)


でも 本当にこのままで良いのか？


いや ダメだ


このままでは 前に進めないぞ 潤！


と、思い

携帯を取り出したが、ふと思い出した


潤(そういえば…早坂さん、今日
バイトだったような…)


………


どうせなら…直接…


何をしている福山！


決めたんだろう！


男なら 携帯じゃなく 直接行け！


潤「…行くか」


......................................................


久しぶりに 早坂さんのバイト先へ来た


来たはいいが 不安になる


潤(本当にいるんだよな…？
いなかったら俺 恥ずかしいんだけど…)


こうなったら 早坂さんに確認すればよかった…


でももう来てしまったし…


…ええい！覚悟を決めろ！


決意をした俺は 店に入った


......................................................


店に入り 早速彼女を探す


潤「……あ…」


いた


良かった…


早坂さんのいる レジへ行ってみると


貴女「いらっしゃぁぁぁ！？」

潤「ちょwそんなに驚く？w」

貴女「え？え？福山さん！？え？」


戸惑っている姿が可愛く見える


結構レアなんじゃないか？これ


今日は櫻井さん 来てないみたいだし


丁度良いや


貴女「前頼んだ物にしておきますか？」

潤「あぁ、うん」

貴女「かしこまりました！」


神谷さんの時も思ったけど


ちゃんとけじめがつけられる子なんだな


バイト先に知り合いが来ても


敬語で喋って…



その後 席に座って待っていると


早坂さんが持ってきてくれて


少しの間だけ 話すことにした


貴女「収録 終わっちゃったね
私はこれからバイト漬けだ〜！」

潤「あっ、そうなんだ」


そういえば まだ新人だっけ


あんな凄い演技ができるのに新人って


本当凄い…


って、こんな事喋ってないで


早く言えよ福山…


潤「……あ…あのさ！」

貴女「ん？はい」

潤「……えっと…」

貴女「…？」


潤「来週の土曜日 2人で 出かけませんか？」


貴女「…えっ？」


言えた…！


潤「嫌だったら…別に…」

貴女「………」


すると 彼女は少し考える仕草をした後


俺の方を向き 笑って答えた


貴女「はい！是非！」

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