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ぺいんとは自分が座っていた椅子から立ち上がりクロノアさんと1番近くに俺が座る用の椅子を置いてくれた。
こうゆう時でも優しさを忘れないなぺいんとは

「ぁ…ありがとう」

俺は椅子に座り綺麗な顔立ちの恋人を見つめる

するとぺいんとが口を開く

「……俺としにがみくんで出掛けてんだけど、たまたま道で1人でいるクロノアさんを見つけて…声かけようとした時横断歩、道に猫が飛び出して、それで、クロノアさんはその猫を助けたかったんだと思う…かばって、トラックに当た…って……」

…この人ほんとに猫が好きだな。

「失礼します」
「あ、お医者さん…」
「黒崎さん、命に別状は無く時間が立ったら目を開くと思います」

よかった…起きるんだな…

「そうですか…ありがとうございます。」


医者から軽く話をされて30分は経っただろう
病室には窓から聞こえる鳥の声と病院の機具の音が響いていた

すると


「……ぅ………ん…」

クロノアさんが目を開いた


「!…クロノアさん!」
「………………」

クロノアさんは薄目になりながらも俺の方を向いてくれた

「よ、よかった…!」

表情が硬かったしにがみさんも少し柔らかくなる

「クロノアさん…!もう…心配したんですよ……」
「………えっ…と………」
「…どうしました?」

「…………ど…ちら…様……ですか……?」





一瞬だけ






世界中の音が消えたかと思った。

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設定タグ:日常組 , トラゾー , クロノア   
作品ジャンル:恋愛
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腐姫女子 - BL…最高かよ…この作品の裏設定でラダペンBLあったら最高すぎるが… (2022年10月4日 18時) (レス) @page4 id: 8f8400f448 (このIDを非表示/違反報告)
むす(プロフ) - あきさん» わわ、神作品って思ってくれるのありがたいです…!!更新停止中ですが是非ご愛読の程よろしくお願いします〜 (2022年4月7日 21時) (レス) id: 320895ff94 (このIDを非表示/違反報告)
あき - おお!神作品きちゃぁぁー…と夜中に叫んでました(笑)とっても面白かったです。続きが気になりました…! (2022年4月7日 21時) (レス) @page4 id: 02b490d08e (このIDを非表示/違反報告)
むす(プロフ) - 鈴蘭さん» ありがとうございます!更新頑張ります〜…т  ̫ т (2022年1月6日 14時) (レス) id: 320895ff94 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - あ〜続き気になるw 更新頑張ってください! (2022年1月6日 14時) (レス) @page4 id: 122f030fb9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:むす | 作成日時:2021年12月1日 15時

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