02 ページ2
ぺいんとは自分が座っていた椅子から立ち上がりクロノアさんと1番近くに俺が座る用の椅子を置いてくれた。
こうゆう時でも優しさを忘れないなぺいんとは
「ぁ…ありがとう」
俺は椅子に座り綺麗な顔立ちの恋人を見つめる
するとぺいんとが口を開く
「……俺としにがみくんで出掛けてんだけど、たまたま道で1人でいるクロノアさんを見つけて…声かけようとした時横断歩、道に猫が飛び出して、それで、クロノアさんはその猫を助けたかったんだと思う…かばって、トラックに当た…って……」
…この人ほんとに猫が好きだな。
「失礼します」
「あ、お医者さん…」
「黒崎さん、命に別状は無く時間が立ったら目を開くと思います」
よかった…起きるんだな…
「そうですか…ありがとうございます。」
医者から軽く話をされて30分は経っただろう
病室には窓から聞こえる鳥の声と病院の機具の音が響いていた
すると
「……ぅ………ん…」
クロノアさんが目を開いた
「!…クロノアさん!」
「………………」
クロノアさんは薄目になりながらも俺の方を向いてくれた
「よ、よかった…!」
表情が硬かったしにがみさんも少し柔らかくなる
「クロノアさん…!もう…心配したんですよ……」
「………えっ…と………」
「…どうしました?」
「…………ど…ちら…様……ですか……?」
一瞬だけ
世界中の音が消えたかと思った。
12人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
腐姫女子 - BL…最高かよ…この作品の裏設定でラダペンBLあったら最高すぎるが… (2022年10月4日 18時) (レス) @page4 id: 8f8400f448 (このIDを非表示/違反報告)
むす(プロフ) - あきさん» わわ、神作品って思ってくれるのありがたいです…!!更新停止中ですが是非ご愛読の程よろしくお願いします〜 (2022年4月7日 21時) (レス) id: 320895ff94 (このIDを非表示/違反報告)
あき - おお!神作品きちゃぁぁー…と夜中に叫んでました(笑)とっても面白かったです。続きが気になりました…! (2022年4月7日 21時) (レス) @page4 id: 02b490d08e (このIDを非表示/違反報告)
むす(プロフ) - 鈴蘭さん» ありがとうございます!更新頑張ります〜…т ̫ т (2022年1月6日 14時) (レス) id: 320895ff94 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - あ〜続き気になるw 更新頑張ってください! (2022年1月6日 14時) (レス) @page4 id: 122f030fb9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:むす | 作成日時:2021年12月1日 15時