いち。 僕と君 ページ2
(…って僕誰に話してるんだ、厨二病はとっくに終わってる……はず…。)
だがしかし、授業中や中休みの僕の頭の中は自分が、皆を笑わせる芸能人になっている妄想や 虎井くん の事ばかり。
僕の席は窓側の後ろから2番目、いわゆる神席。それに対し虎井くんは廊下側2列目の前から2番目。
残念ながら少し遠い。
でも同じクラスなだけマシだ、3年でも同じクラスになれるだろうか、なんて事を何度も考えてしまう。
なんて考え事をしている内に3限目が終わった。
確か次は数学だ、数学はなかなか出来る方。
昨日遅くまでYou〇ubeを見すぎたせいか今は凄く眠たい。
まぁでも眠気に耐える事なんか学生にとっちゃ日常茶飯事だ。このくらいなんてことない！
トイレから帰ってきた生徒が教室に戻ってきて席に座った。
そうして数学の授業が始まった
＿＿
＿
途中先生に当てられるも幸い答えは分かっていた問題だったので何もハプニングなしに終わらせた。
そして、なんとなーく虎井くんの方を見てみると
(寝てる…)
居眠りをしていた。
僕の様に夜更かしをして眠ってしまったのか、はたまた急にに眠気が襲ってきたのか居眠りの理由は定かではないがそんな事はどうでもいい。
今はそれより…虎井くん…！寝癖がついててめちゃくちゃ可愛い…
虎井くんの顔は決して可愛い系の人の顔立ちではない。逆に、少しだけ怖いくらい。
だがそんな虎井くんは甘い物が好きらしく、明るくて優しい人だ。
モテてる。
確か1学年や、3学年にも女の子から人気がある人が居たような。
(くそ〜！……うらやましい。)
｢虎井！起きろ｣
｢んぁ…？うわぁ！！｣
｢ここ、答えてみろ｣
｢えぇ……えっと………。｣
虎井くんが起きた、そして案の定先生に当てられた。
虎井くんが当てられた問題の答えは僕はわかっていたから代わりに答えてあげたいなんて思ってしまった。
｢えー…わからないです…｣
｢ん、じゃー…天乃、ここ、答えて｣
｢え？！あ、はい…｣
凄い急だったがあまり焦らず、問題に答えた。
｢合ってる。虎井も天乃を見習えよー｣
｢はーい｣
虎井くんは少し不満げに口を尖らせていた。
虎井くんが答えるつもりだった問題を僕が答えるなんて、理由はわからなくとも大分嬉しかった。
そして、またなんとなく虎井くんの方を除き見ると
虎井くんと目が合った
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むす(プロフ) - にーちゃんさん» わわ…嬉しいです！ご愛読ありがとうございます！（^^） (2022年2月25日 20時) (
レス) id: 320895ff94 (このIDを非表示/違反報告)
にーちゃん - とっても面白かったです！！！ (2022年2月25日 20時) (レス) @page15 id: e3270e9fa9 (このIDを非表示/違反報告)
むす(プロフ) - たこ焼きさん» 入学大歓迎ですよ……(^O^) (2021年10月28日 17時) (レス) id: 320895ff94 (このIDを非表示/違反報告)
たこ焼き - 今すぐこの学校に入りたi((((殴 (2021年10月28日 16時) (レス) @page4 id: 508c9e96c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むす | 作成日時：2021年10月26日 16時
