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さん。君の子 ページ4

(なんか見たことある……)
「えっと……僕が捨てた訳ではないです」
「あ、そうなんだ」


そう言ってその人は僕の隣に座り込んで猫とじゃれていた。
猫はすぐにその人に懐いたようで僕の手に寄り添っていた猫はその人の方に寄り付くようになってしまった。


(…僕の方がいっぱい撫でてたのに…)


「この子拾わないの?」


緑色の瞳がこちらを向いた。


「あ……父と弟がアレルギーなので…」
「あー、そっか。それは仕方ないね」


と言ってその人は猫が入っているダンボールを持ち上げた。


「俺ん家、保護猫とか捨て猫が家に多くてね」


その言葉を聞いて この子を連れて帰るんだな と確信した。


「…猫好き?」
「まぁ…はい…好きです」
「そっか、…俺3年1組の黒崎優真。いつでもクラス来て、多分いると思うし」
「えっ?…は、はい……」


と、謎の自己紹介をして黒崎さんは立ち去った。


(あぁ、なんか見た事あると思ったけど…あの人が3年でモテるって人か…)


ん?いやでも僕は黒崎先輩とは初対面だった。………全校集会とかで見た事あるだけ…か。

僕はなんという縁だと思いながら家までの帰り道を歩き続けた。

よん。兄弟→←に。優しい猫



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設定タグ:ぺいんと , トラゾー , 日常組   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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むす(プロフ) - にーちゃんさん» わわ…嬉しいです!ご愛読ありがとうございます!(^^) (2022年2月25日 20時) (レス) id: 320895ff94 (このIDを非表示/違反報告)
にーちゃん - とっても面白かったです!!! (2022年2月25日 20時) (レス) @page15 id: e3270e9fa9 (このIDを非表示/違反報告)
むす(プロフ) - たこ焼きさん» 入学大歓迎ですよ……(^O^) (2021年10月28日 17時) (レス) id: 320895ff94 (このIDを非表示/違反報告)
たこ焼き - 今すぐこの学校に入りたi((((殴 (2021年10月28日 16時) (レス) @page4 id: 508c9e96c0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:むす | 作成日時:2021年10月26日 16時

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