音駒バレー部マネージャーの憂鬱。【ハイキュー】

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私は家に真っ直ぐ帰らず、ドラッグストアに向かった。


テーピングと包帯を買いに来たのだ。



包帯と何種類かのテーピングを持ってレジへ向かう。

もちろん部費じゃなくて自分のお金で。

買ってくるなんて言ってないから。


テーピングを選ぶのに少し時間が掛かったので外は薄暗くなっていた。



薄暗い中歩いて家に着く。

私は一人暮らしだ。親に言って近くに家を借りてもらい暮らしている。


一人暮らしのはずなんだけど…


家には電気が付いていて騒がしい。

合鍵を持っているのはあいつしか居ない。


またあの人達連れてきたのかぁ…

楽しいから良いけど。



ドアを開けると奥の方からドタバタと足音が聞こえる。


「Aおかえり。」
「ヘイヘイヘーイ！待ってたぜ！！」
「まぁ早く上がれよー！」


まったく…

「ここはあんたらの家じゃないでしょうが！…まぁ、ただいま、京治、木兎さん、木葉さん。」


そう、時々私の家には梟谷の3人が居る。


京治は従兄妹と言う関係で、木兎さんと木葉さんは京治繋がりで仲良くなった。



部活じゃ無くても、私には居場所を作ってくれる人が居る。


それが唯一の救いかもしれない。

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