> 憂鬱 33 < ページ35
帰りのバスは夜久さん…ではなくて福永くんの隣に座った。
窓側に福永くん、通路側に私で、通路挟んで夕葉ちゃん、夜久さんって感じです。
夕葉ちゃんさっきからガチガチだけど、見てて笑える。
バスの中は物凄い静か。
みんな疲れて寝てしまった。
隣の福永くんも私の肩に寄り掛かって寝てしまっている。
わっ…福永くん意外と髪の毛さらさら…
羨ましいなー…
あら夕葉ちゃんも寝てる…
そんなことを考えて居たら私もいつの間にか寝てしまっていた。
*
ゆさゆさと揺さぶられて眠い目を擦る。
「んん〜…あ、おはよう夕葉ちゃん…」
夕葉「おはようAちゃん!後Aちゃんだけだよ?」
あ、やばい…。
「ごめ、すぐ降りるから。」
ふと周りを見渡すともうみんな外に出ていた。
夕葉「Aちゃんは先帰って良いって黒尾さんが…」
ごめん、夕葉ちゃん、そういう訳には行かないの。
「大丈夫。それに黒尾さんに渡さないといけないもんあるし!」
私はカバンから2冊のノートと、封筒を取り出した。
その封筒は1冊目のノート、1番最初のページに挟む。
封筒には太いマーカーで ¨ 退部届 ¨ と書いてある。
71人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
水無月のぞみ - 研磨か赤葦オチがよかった! (1月7日 8時) (レス) id: ba8b16685c (このIDを非表示/違反報告)
赤葦まゆき☆HQ(プロフ) - はじめまして!すごくおもろい話だったので、すぐに読み終わりました!新作も読ませていただいてます♪完結おめでとうございます★ (2015年5月14日 21時) (レス) id: 9b1961cce9 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこめろんぱん。(プロフ) - 百春さん» 本当ですか!?あ、ありがとうございます!!(*´ω`*) (2015年2月20日 19時) (レス) id: 2d2689213f (このIDを非表示/違反報告)
百春 - 面白かったです!完結おめでとうございます!!新作も是非見させていただきます! (2015年2月20日 19時) (レス) id: c3ed6095ce (このIDを非表示/違反報告)
ちょこめろんぱん。(プロフ) - 羽竜さん» 作品無事に完結致しました!応援ありがとうございました!・:*+.\(( °ω° ))/.:+ (2015年2月3日 21時) (レス) id: 2d2689213f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ちょこめろんぱん。 | 作成日時:2015年1月30日 0時