音駒バレー部マネージャーの憂鬱。【ハイキュー】

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「…外で話しましょうか。」


私はそう言って立ち上がると佳奈ちゃん紗奈ちゃんに一言掛けて、夜久さんと外に出た。


夜久「あのさ。」


歩いてると夜久さんが急に立ち止まって話しかけて来た。


「…何ですか？」


夜久「お前、部活やめんのか？」



………なんであなたがそんな悲しそうな顔してるんですか…。


「やめますよ。」

夜久「…俺らの所為か？」


今頃ですか？

関わろうとしなかったのは貴方じゃないですか。


「……さぁ？」


私は宿舎裏に向かってまた歩き出した。

もちろん夜久さんも着いてくる。


私は腰掛けるが、夜久さんは座らずに立っていた。


「…？座らないんですか？」


私がそう言うとちょこんと座った。
…女子か。


しばらくの沈黙後、夜久さんは口を開いた。


夜久「…今からじゃ、遅く、ないか…？」


少し声が震えていた。

…全部知ってんのか…？


「そうですねぇ……遅い…」

夜久さんはやっぱり、と言う感じの表情だった。


人の言葉は最後まで聞きましょう？


「…遅いわけ無いじゃないですか。」

夜久「…っえ？」


この人私の話聞いてたのか？


「だーから、遅くないって言ってるんですよ。でもまぁ……

部活辞めるのも…… ¨ 転校 ¨ するのも決定事項ですけどね…？」

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