音駒バレー部マネージャーの憂鬱。【ハイキュー】

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「…私チームのみんなと仲良くないんですよ。」


えっと声を漏らす及川さんは質問を投げ掛けた。


及川「でもあのもう1人のマネージャーちゃんはみんなと仲良さそうだよ？」

「そうですねー…私はあの輪の中に入れないので…」


ちょっと暗い雰囲気になったから及川さんの背中をバァンと叩いた。


及川「いったい！！！え！？」

「ほら！時間無くなります！練習して下さい！！」


ふと周りの部員の様子を見ると岩泉さんと目が合った。


岩泉「…」ｸﾞｯ！


親指立ててるし…笑うわ。


及川「ちょっと岩ちゃん！何親指立ててんの！？」
岩泉「うるせぇクソ川！！練習始めっぞ！！」


…岩泉さんの方が主将っぽくない？

ここは面白いね。


私はベンチに座って新しいノートに青城の記録をとっていた。


しばらく練習が続いて、佳奈ちゃんと紗奈ちゃんに呼ばれた。


佳奈「Aちゃーん！」
紗奈「夕飯作ろ〜！」

「はーい！今行く！！」


あ、ノート置いとかないとね。


「及川さん！記録ノート置いときますから後で見といて下さいね！あとドリンクとタオルは使い終わったらまとめて置いといて下さい！」


及川さんはジェスチャー付きでおっけー！と見送ってくれた。


ドアへ向かう途中に京治に呼び止められた。


赤葦「楽しそうだね。」

「…うん！ 今は めっちゃ楽しいよ！」


じゃあね！と手を振って佳奈ちゃんと紗奈ちゃんの元へ駆け寄った。


「ごめん！お待たせー！」

紗奈「大丈夫だよー、行こー！」

佳奈「時間無くなっちゃうよ！」


そうして3人で急げー！と言いながらキッチンへ急いだ。

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