警察学校時代から完全無欠なあの男に今近づきたくて仕方ない《名探偵コナン》

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翌日


犯人が今まで事件を起こした場所と
似たような場所を特定して

事件発生までのルートを考察し
何パターンかの道筋にカメラを仕掛けた。


それと同時進行で
カメラの映像を私の携帯で
見られるようにして。





最後に町はずれの大きな倉庫に
カメラを仕掛け終え
近くにあった公園で息をついた。


…これで少しでも
手がかりが増えるといいんだけど。

自販機のカフェラテを片手に
明日は人員を増やして見回りするか、と
計画を立てている最中。









「________あっ！こんにちは！」

「何してるのこんなとこで？」



だいぶ久しぶりな2人の女子高生が
私を見つけて声をかけてくれた。





『久しぶり蘭ちゃん、園子ちゃん。
お、何か可愛いカッコしてる』

蘭「えへへ 園子と頑張って作ったんです！」

園「"アイリーン・アドラー"よーん！」


学校帰りかと思いきや、2人の服装は
探偵風の可愛いコスチューム。
ご丁寧にちょびヒゲまで。



『2人ともよく似合ってる、今日ハロウィンだっけ？』

蘭「いえ！米花町って
シャーロックホームズに出てくる町の名前に似てるから、毎年謎解きイベントをやるんです」

園「ま、でもみんな仮装するからハロウィンみたいなもんかな笑」


なるほど、
だからアイリーン(女ホームズ)。






蘭「よければ花那さんも来ませんか？
屋台も沢山あるし楽しいですよ！」


花那さ……
あ、私ス○バの店員さんだった。

ホームズは好きだし興味あるけど
一回公安帰らないと。




『ありがとう、じゃ一回家に帰ってから来るね』

蘭「分かりました！あ、
電波クイズとかもあって、それ送りたいし
電話番号交換してもいいですか？」

園「ちょっと蘭！花那さんに答え教えてもらう気？」

蘭「違うよっ！」

『あはは笑 いいよ、交換しよっか』



早く残務処理片付けて
謎解きをしに来ようと、
蘭ちゃんと番号を交換しながら思った。





ーーーーー
部署にて


よし、あとはこの面倒なやつを
まとめれば終わり……






♪♪♪〜



机上に置いた携帯が
蘭ちゃんの番号を映す。

クイズかな？随分早い……




『もしもし 蘭ちゃ…』









蘭「________花那さん！！どうしよう……



園子が……






・







・





何処にも居ないの……！！」

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