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Aside
ｶﾀｶﾀｶﾀ…ｶﾁｯ
『よし終わり！』
出来あがった資料を送信する。
どこに送られるのかは知らないが、
内容的にどうやらラム宛らしい。
警察学校から卒業して数年。
私は公安の警備局警備企画課に所属し、
同時に"黒の組織"に潜入するスパイになっている。
「お疲れ様、プリンセス」
『？！冷たっ』
声と同時に頬に冷えた何かを当てられ
驚いて振り向く私。
『誰…って、ベル姉さま？』
そこに立っていたのは
組織の幹部であり、
同時に「あの方」のお気に入りである
ベルモット。
どうやら私を気に入っている彼女は
組織の中で何かと面倒を見てくれる。
私も…敵ながら彼女のことは大好きだ。
ベ「そろそろ”ベルモット”って
呼んでくれてもいいんじゃないかしら？」
『やだよ、ベル姉さまはベル姉さま。』
ベ「変な子ね笑」
まあそのままでいいわ、と言いながら
ベル姉さまがアイスを渡してくれた。
『！やった、ありがとう』
ベ「ご褒美よ。ちょっと休憩しましょ」
『うん！』
アイスの中でダントツ愛してる
チョコがコーティングされたリッチなアイス。
それを囓りながらベル姉さまとおしゃべり。
この幸せ時間一生続いて欲しい。
『ねぇベル姉さま一緒に住む？』
ベ「なに言ってるのプリンセス…ほら、チョコ溶けるわよ」
見た目キツそうなのに
こういう優しいギャップがたまらないんだわ。
『I love you my sweet honey〜〜!!』
いつもみたいに抱きつこうとした瞬間
見計らったようにベル姉さまの携帯が鳴った。
…誰。呪うよ？
ベル「もしもし。
__________あら”バーボン”。
えぇわかったわ。ご苦労様」
…バーボン。
よくベル姉さまが話してる。
ベル姉さまのお気に入りだか
なんだか知らないけど、
一緒にドライブもしてる仲らしい。
組織での配属も違って、
顔も性別も知らないけどとりあえず大嫌い。
男だった場合、ベル姉さまに
粉かけてるなら……。
昔から同性に嫌われる私を、
ベル姉さまは唯一構ってくれるし
認めてくれる。
大好きで憧れで、
私の…たった一人の友達なのに。
…奪われたくない。
ベル姉さまにとって
私の代わりなんてできて欲しくない。
バーボンなんかに負けてたまるか。
見かけたらアイスの棒投げつけてやる。
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きゃんぱす(プロフ) - 坂竹会長さん» コメントありがとうございます！隠れてませんでした…！森○さんから怒られてしまいますよね(;ﾟ;Д;ﾟ;; ) 訂正しておきます！ご観覧、ご指摘ありがとうございました！ (2018年10月6日 20時) (
レス) id: 71fb99b34f (このIDを非表示/違反報告)
坂竹会長 - ページ4、パ○ム美味しいですよね……って、最後パ○ルム……隠されていないじゃないですか…!!(笑) 間違っていたらすみません 失礼しました (2018年10月6日 18時) (レス) id: d6f7fc00e7 (このIDを非表示/違反報告)
きゃんぱす(プロフ) - kandgj23さん» コメントありがとうございます、調べましたら諸伏さんで決まってました…！次編から訂正します！ご指摘ありがとうございました！m(；∇；)m (2018年10月1日 18時) (レス) id: 71fb99b34f (このIDを非表示/違反報告)
kandgj23(プロフ) - 面白いのですがスコッチの苗字が分かりましたし、緑川ではないので気になってしまいます汗 (2018年10月1日 9時) (レス) id: 522797a760 (このIDを非表示/違反報告)
きゃんぱす(プロフ) - レモンさん» ありがとうございます(*T^T)お楽しみに！笑 (2018年9月30日 13時) (レス) id: 71fb99b34f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きゃんぱす | 作成日時：2018年9月7日 18時
