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《風の妖精は風の妖精です》

あ、そう・・・・・・。てかナチュラルに心を読まないでいただきたい。

『あ、ところで・・・・・・その依代になる人形ってどうやって作るの?』

《魔鉱石や金、オリハルコンを少し使います》

『・・・・・・え?そんなのどこにあるの?』

《・・・・・・》

『・・・・・・もしかして、無い感じ?』

私の問いに魂もどきは答えた。

《・・・・・・はい、そうです。こちらの魔力では風の妖精を呼び寄せるだけで精一杯でして・・・・・・》

えええ・・・・・・。そんなレアそうなのすぐには手に入らないって!スキルで作れるかもしれないけど違ったら嫌だし。



「ちょっと失礼」



『はっ・・・・・・?』

若干高めの声に目を向けるとどこから入ってきたのか、白とも銀ともつかない不思議な髪色の女の子がそこに立っていた。その髪の毛は光の当たる角度によって様々な色に変化して見える。
目は2色・・・・・・いや、3色?

「魔鉱石、金、オリハルコンだったよね。はい、あげる」

そう言って彼女が手を(かざ)すと、ドサッと音を立てて鉱石が床に落ちた。

『え、ありがとうございます・・・・・・?え、誰!?』

彼女は不思議な色の髪をなびかせてこう言った。

「僕ねぇ、今目覚めたばっかりであんまり話したくないんだよね。なんかよく分からない時間軸に飛ばされてるみたいだしさ・・・・・・頭が痛いよ。ま、お礼として受け取っておくよ」

質問の答えになっていない答えを残して彼女はどこかへ消えていった。



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2019/01/16
1の誤字、矛盾点いくつか修正しました。4000hitありがとうございます!

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霧雪@誤字王女(プロフ) - (。∀°)さん» ありがとうございます!更新頑張ります・・・! (2019年4月2日 8時) (レス) id: dcec4ba55e (このIDを非表示/違反報告)
(。∀°) - 更新頑張ってください! ふぁいとです (2019年4月2日 8時) (レス) id: f5f2476ed5 (このIDを非表示/違反報告)
霧雪@誤字王女(プロフ) - ブラピさん» ありがとうございます、とても嬉しいです!ゆっくりめな更新ですが頑張らせていただきます! (2019年1月15日 18時) (レス) id: dcec4ba55e (このIDを非表示/違反報告)
ブラピ - 小説とても面白いです!更新頑張って下さい! (2019年1月15日 1時) (レス) id: e896eb0a17 (このIDを非表示/違反報告)
霧雪@誤字王女@怠惰の眠り(プロフ) - 彩菜さん» 一応人型になれますよ〜 (2018年11月24日 7時) (レス) id: dcec4ba55e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:霧雪 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/a0dca1215a10/  
作成日時:2018年11月23日 20時

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