あの日見た、空に耳を傾け。DAIKI.A

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…あれから数日後。




なんとかAの明るさは取り戻すことができた。




それにホッとしてられるのも束の間。





…親友ユリからしても、幼馴染み大貴からしても。友人裕翔からしても、改めて女の怖さを実感することが起きた。





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それは、告白される筈の校庭での出来事であった。






…やはり、漫画の世界に過ぎなかった。






？「…あんた？片岡Aって。」





「は？」





…元が気の強い為か、こんなラスボスらしき女子さえ、普通に敵にまわす。






そんな態度を誰が納得するものか。





…学年は同じだが、組は違ったようだ。





またもや初対面な彼女にとって、こんなやつは、ただの初対面で、




ちょっと気の強い女としか見ていない。




…まず彼女にとって、告白と見せかけてこんなこと。というのが許せなくて、




自分のあの変な噂を流したのも、他でもないコイツだった。







それでも、ラスボスは手を引かない。






…




ラスボス「…あのさ、別にモテてる事に嫉妬なんてしてない。」




ラスボス「…大貴君と、裕翔君に近づくっつーこと事態が、許せない。…というか、権利無くね？」




…別に私はモテるし、と鼻で笑う女。
結構この女は有名で、泣けば男子は一斉に集まるくらいだ。








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