68:) 汚い涙？ううん、違う。綺麗な涙。 ページ33
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そして、月曜日。
のんちゃんと手を繋いでの登校。
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学校が近づくにつれて人も多くなる。
その度に、他の女子生徒からの声が聞こえる。
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＊「え、なになに。小瀧くん、結局鈴野さんなの？」
＊「浮気してるんちゃうの、？」
＊「Aちゃん、騙されてるんちゃう？」
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のんちゃんの顔を見ると、大丈夫やからって小声で言って私を安心させてくれた。
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そして、私たちの学年の廊下に行きお互い自分の教室に向かおうとした。
が、また掲示板のところに人が集まっていたのだ。
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「…ねぇのんちゃん、」
望「大丈夫や。…大丈夫やって。な？」
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そう言って今度は、私の頭をポンポンっと撫でてくれた。
うん。大丈夫。私はのんちゃんを信じる。
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すると、
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？「違う！」
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この大きな廊下に響き渡った声に私たちは驚き、掲示板の方に行ってみる。
するとそこには、みんなの真ん中に 泣きそうな顔をしながらたっている、
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「陽麻、ちゃん？」
陽麻「…違うの、ッ」
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倉崎陽麻ちゃんがいた。
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＊「…え、笑 陽麻ちゃんどうしたの？」
陽麻「…違うの。
望くんは、浮気なんかしてない。
望くんは、何も悪くない！
…悪いのは、私なの！」
＊「へ？陽麻？」
＊「おい、どうしたんだよ倉崎。笑」
陽麻「この間のあのポスターは私がやったものなの。
…望くんにもう会わないって約束したのに無理矢理会ってキスして。
望くんを悪いようにしたの。」
「…陽麻ちゃん」
陽麻「望くんと鈴ちゃんを離れさせようとして、私はわざと望くんに近づいたの。
……だから、悪いのは望くんでも鈴ちゃんでもなく。
私なの。私が全部悪いの、！…ッ」
＊「…陽麻ちゃん、」
＊「…おい、まじかよ」
＊「倉崎…ってほんまはこんな人やったんやな」
陽麻「…うぅ、ッ……」
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彼女は、泣いていた。
でもそれは、とても綺麗な涙に 私は見えたのだ。
69:) あの頃と同じように。→←67:) こんなに幸せになれるなんて思ってなかった
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しょうのん。()(プロフ) - 小瀧流星さん» そうなんですね！いつか当たるといいですね(^^) (2017年12月3日 21時) (
レス) id: e85861d839 (このIDを非表示/違反報告)
小瀧流星 - うらやましいです！私まだ行けないんですよ！2年後にファンクラブに入ってと親の約束してるのでほんまにうらやましいかぎりです！ (2017年12月3日 16時) (レス) id: 8e5e2bff6b (このIDを非表示/違反報告)
しょうのん。()(プロフ) - 小瀧流星さん» 参戦しますよー (2017年12月2日 21時) (レス) id: e85861d839 (このIDを非表示/違反報告)
小瀧流星 - 1月3日から始まるライブWESTival参戦しますか？ (2017年12月2日 20時) (レス) id: 8e5e2bff6b (このIDを非表示/違反報告)
しょうのん。()(プロフ) - 小瀧流星さん» いえいえ。大丈夫ですよ、楽しいです(^^) (2017年12月2日 18時) (レス) id: e85861d839 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょうのん。()
| 作成日時：2017年11月14日 22時
