58:) 大切な奴を巻き込みたくない−−望side ページ22
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望『……Aと離れさせようとしたってどういうことやねん、』
陽麻『そのまんまだよ。
鈴ちゃんと望くんを離れさせようとした。2人を見てると無性にイライラしたから。』
望『……はぁ？』
陽麻『それに、ほんまは、付き合いたいなんて思ってなかった。
望くんやって、ほんまは最初っから私のことなんて好きやなかったやろ？』
望『……俺は、』
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望『……俺は、好きで付き合った。と、思う』
陽麻『…ふーん、そっか。』
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ちゃんと俺は陽麻のことを好きでいれたと思う。
やから、付き合ったんやと思う。
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いや、もしかしたら俺はコイツを利用していたのもあるのかもしれない。
でも、コイツの前ではそんなこと言えへんかった。
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陽麻『……ま、てことやから。』
望『……あんさ、俺からもあんねんけど。』
陽麻『うん、なに？』
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望『もう、Aに関わったりすんのはやめてくれ。』
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俺の、大切な奴を巻き込むようなことはさせたくない。
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望『…あー、あともうひとつ。』
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望『俺にも、もう話しかけてこんといて。』
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俺はもう、こんな奴とは話したくない。
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陽麻『……ふっ。がっかりした？』
望『…あ？』
陽麻『こんな人で。』
望『……あぁ。』
陽麻『そっか。』
望『…今言ったこと、ちゃんと守ってや。』
陽麻『…えぇ。じゃあ、その約束守るから、これだけは許して。』
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そう言った瞬間、俺の唇に陽麻の唇が当たった。
突き放そうとしたが、自分ですぐに離れていった。
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陽麻『……じゃあ、帰るね。』
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騒がしかった祭りも、もう静かになっていき 人も少なくなってきた。
今年の祭りは、ほんっまに人生で一番楽しくない祭りやった。
59:) あなたの本性を私は知りたい→←57:) 俺はいい奴だなんて言えなかった−−望side
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しょうのん。()(プロフ) - 小瀧流星さん» そうなんですね！いつか当たるといいですね(^^) (2017年12月3日 21時) (
レス) id: e85861d839 (このIDを非表示/違反報告)
小瀧流星 - うらやましいです！私まだ行けないんですよ！2年後にファンクラブに入ってと親の約束してるのでほんまにうらやましいかぎりです！ (2017年12月3日 16時) (レス) id: 8e5e2bff6b (このIDを非表示/違反報告)
しょうのん。()(プロフ) - 小瀧流星さん» 参戦しますよー (2017年12月2日 21時) (レス) id: e85861d839 (このIDを非表示/違反報告)
小瀧流星 - 1月3日から始まるライブWESTival参戦しますか？ (2017年12月2日 20時) (レス) id: 8e5e2bff6b (このIDを非表示/違反報告)
しょうのん。()(プロフ) - 小瀧流星さん» いえいえ。大丈夫ですよ、楽しいです(^^) (2017年12月2日 18時) (レス) id: e85861d839 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しょうのん。()
| 作成日時：2017年11月14日 22時
