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あれから、妹の運動会も行けたし、後輩達と遊びに行けたし、幸せすぎて怖いくらい理想の生活が送れている。

ただ1つ変わったことといえば、ちゃんと真面目に体術も学び始めて毎日が筋肉痛、ってことぐらいだろうか。
夏油君に教わろうとしたら五条君に死ぬほどキレられたので、ちゃんと五条君に習ってる。でも彼はあまりにも感覚派すぎて分からないので、ひとまずは体力作りの毎日。



「五条君、次はいつ時間ある?体術教えて欲しいんだけどさ」



「ん〜、そのうち」



「面倒くさがらないでよ。
てか大体、夏油君にお願いするのをやめろって言ったのは五条君で…」



話途中に、不意に五条君が顔を覗き込んできた。

びっくりして目を見開く。

そんな私をよそにサングラスをおでこの方に上げて、鼻先まで近づいてくる五条君。



「エッ、ちょっと待って、今?」



「今」



「えぇ…?」



何が動機になったのかは分からないが、五条君の唇が私のに触れた。本当に触れるだけのキス。

閉じていた目をゆっくりと開ければ、幸せそうな笑みの五条君が視界いっぱいに広がった。自惚れるほどの大量の好きがこちらに伝わってきて恥ずかしい。



苦笑いを浮かべながらも離れてもらう。


すると何故かそこには、新入生2人が突っ立っていた。




「うおわ!?な、七海君に灰原君じゃん!きっ、奇遇だね」




七海君は私から目を逸らし、灰原君は口元を抑えながらドキドキしている。

これは、見られていたということだろうか。



「…せ、先輩方ってお付き合いされていたんですね!?」



「いや!そ、その、そうだけど」



「僕、知りませんでした!応援しています!」



「応援はしなくていいよ」



「お似合いだと思います!五条さんとAさん!」



「や、その、そういうのいいから」



「お幸せに!」



「やめて!?」



灰原君の怒涛の公開処刑に思わず叫ぶと、横の五条君が笑いだした。

そこでようやく気づく。



「…謀ったな五条君」



「んや、したくなったからしただけ」



「絶対うそ、100パーうそ、ほんとそういうところ良くないと思う」



「だって見せつけとかないと」



「対話で納得してもらう手段を得てよ!」



なんというか、もう1つ変わったことがあるかもしれない。

明らかに、私が五条君に振り回されることが増えた気がする。

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設定タグ:五条悟 , 呪術廻戦 , 高専時代
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作者(プロフ) - みぃさん» コメいただいていたのに気づかなくてすみません‪‪💦‬ありがとうございます!頑張ります! (11月12日 17時) (レス) id: 989ab1f730 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 初コメ失礼します!このシリーズの作品がすごい好きです!これからも更新頑張ってください!応援してます! (11月6日 14時) (レス) id: 01aa01ae14 (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - 皐月さん» ありがとうございます🥰更新頑張ります! (10月9日 22時) (レス) id: 989ab1f730 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 続編おめでとうございます!!!これからも応援しています (10月9日 18時) (レス) @page4 id: 8f5e3bc927 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:作者 | 作成日時:2023年10月9日 14時

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