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黒板に大きく書かれた「“超”新入生歓迎会」の文字。今日だけ持ってきた人数分の椅子。あちこちに申し訳程度の装飾。
そして黒板の前には、五条君と、新たな仲間2人が。
「えー、新入生代表の言葉、七海健人！」
「…聞いてないんですが」
「おいおい、こういうのはアドリブでもどうにかしろよ、1年」
想像はついてたけど、やっぱり五条君は後輩をいびり始める。私含む傍聴側が苦笑いでその様子を眺めていた。
時が進むのも早く、新学期。今日は高専に新たに入学した1年生2人の歓迎会を開会していた。
新入生の名前は七海健人君に灰原雄君。今五条君にだる絡みされてる方の七海君は、深くため息をついて目を逸らしている。
一方灰原君は元気そうな子で「じゃあ僕が代わりに！」と手を挙げた。
「怖そうな先輩がいて緊張してます！でも立派な呪術師目指して頑張るので、よろしくお願いします！」
「どうしよう夏油君、私は怖いのかな…」
「いや、多分言ってるのは先輩ではなく、悟のことだと思いますよ」
「いや、夏油のこともでしょ」
「初っ端からタバコ弄ってる硝子が1番アウトだろ、怖くないのはA先輩だけ」
「そこは怖くありたいんだけど…威厳ないのかな、私」
わざとらしくため息をつくも、周りの目が「まぁ、ないよね」と物語っている。慰めすらないのは中々にキツイ。
「はい、じゃあ次。偉大なる在校生紹介、先輩から」
「私から？」
「年功序列ね」
「おぉ…私もアドリブは苦手なんだけどな」
立ち上がって、1年生2人を見据えた。特に何も考えず口を開く。
「えっと、3年のAAです。苗字よりもA先輩って呼んでほしい、かな？私は他の3人と違って弱っちいから、あんまり頼りないかもだけど、よろしくね！」
「よろしくお願いします！」
灰原君の良いお返事に、皆の拍手で次の紹介が始まる。
夏油君、家入ちゃん、そして五条君と続いた。
「敬えよ1年」
「悟、なら敬われるような行動をしないと」
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作者(プロフ) - みぃさん» コメいただいていたのに気づかなくてすみません💦ありがとうございます！頑張ります！ (11月12日 17時) (
レス) id: 989ab1f730 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - 初コメ失礼します！このシリーズの作品がすごい好きです！これからも更新頑張ってください！応援してます！ (11月6日 14時) (レス) id: 01aa01ae14 (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - 皐月さん» ありがとうございます🥰更新頑張ります！ (10月9日 22時) (レス) id: 989ab1f730 (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - 続編おめでとうございます！！！これからも応援しています (10月9日 18時) (レス) @page4 id: 8f5e3bc927 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作者 | 作成日時：2023年10月9日 14時
