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「いや俺、別に家事とか人並みにしか出来ねーけど」
自分の顔を指差しながら、そう告げられる。
人並みなら十分だ。壊滅的だとしてもそのうち慣れてくれれば構わない。私は本当に家事代行人が欲しいわけじゃないのだから。
「大丈夫大丈夫。私、1週間に1回帰れればいい方だし。それぐらいの頻度の方が、君も気が楽でしょう？」
「そりゃまぁ……いや、待て、ちょっとタンマ。まだ確定してない」
「えぇ？まぁいいけど…私この後仕事あるんだよね。返事は直接聞けないから、メールしてもらえるかな」
時計を横目で確認すると、やや危ない時刻。こうやって対面で話す時間が取れたこと自体、かなりの待遇だ。補助監督に迷惑はかけたくないし、そろそろ潮時だろう。
「…給料は？」
「あー、メールじゃちょっとキツいか。じゃあ電話かけて、電話。よろしくね」
「分かった」
「いい返事、期待してるよ」
立ち上がって伸びをした後、飲みかけのペットボトルだけ持って部屋の扉を開ける。
「…あ、飲み物はどうぞお好きに。帰り道が分からなくなったら私の名前を出してから周りに聞くといいよ。じゃあね、五条くん」
それだけ言い残して、私はその場を後にした。
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作者(プロフ) - ぽぽさん» ありがとうございます😭こんなにも嬉しいお言葉をいただけるなんて感激です🥲なかなかの不定期更新ではありますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします☺️ (2月26日 0時) (
レス) id: 371b148e61 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ(プロフ) - 作者さん» 繰り返しコメントすみません🙇♀️この作品から作者様の書かれるお話に興味を持ち他の作品も拝見したのですが、どれも良い意味で読みやすく、言葉遣いもストーリーも好みに刺さりました ; ;素敵な作品を創って下さりありがとうございます💖 (2月24日 23時) (レス) id: cce9129f81 (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - 星屑さん» コメントありがとうございます。一風変わった設定を使いたいと思いこの作品を作りました！これからも楽しいと思っていただけるよう頑張ります！ (2月22日 14時) (レス) id: 371b148e61 (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - ぽぽさん» コメントありがとうございます。内容は自分が納得ができるまで頑張って書いているので、お褒めいただきとても嬉しいです！これからも応援よろしくお願いいたします☺️ (2月22日 14時) (レス) id: 371b148e61 (このIDを非表示/違反報告)
星屑(プロフ) - 今までにないような作品で読み進めるのが楽しかったです!更新楽しみにしています🥰 (2月21日 5時) (レス) @page15 id: e29b44e719 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作者 | 作成日時：2024年2月18日 0時
