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「あともう1つ質問なんだけど」
俺のその切り出し方に、AAは快く答える姿勢になって微笑んだ。
「呪霊ってどんくらいヤバい？」
「…ふむ」
俺の質問には少し長い回答が必要らしく、目の前で顎に手を当てて思考している。
この女は、自称最強。それが本当なのかはさておき、俺があの時見た光景は確かに凄いと思った。多分、強いのは確か。そして俺は、とてもじゃないけどあんなのとは闘えない。だからせめて、呪霊というやつの強さを知りたい。
「私達は呪霊の強さを階級で区別してるんだ」という前置きから入り、AAは説明を始めた。
「これは私の後輩…元後輩の説明をまるまるパクるんだけど、通常兵器が呪霊に有効と仮定した場合は大体こんな感じ」
・特級
クラスター弾での絨毯爆撃でトントン
・1級(準1級)
戦車でも心細い
・2級(準2級)
散弾銃でギリ
・3級
拳銃があればまぁ安心
・4級
木製バットで余裕
「そんでもって、呪術師にも同じように階級があるよ。呪霊と同じ階級の任務に当たるようになってる」
「ん？同じ階級なら勝てねぇんじゃ…」
「いや、えっとね、説明し忘れてたね。例えば3級の呪術師なら、それは“３級相当の呪霊は確実に祓えますよ”って意味なの。だから大丈夫」
「あぁ、そゆこと」
今のところ説明を聞いて分からないところはない。ただ、現実味は無いけど。なんだよクラスター弾の絨毯爆撃って。そんなのが日本に発生するんだとしたら、何回国が終わっててもおかしくないだろ。
「私達の存在は基本的に非術師、呪霊を知らない人には公にできないんだ。だから君は絶対に誰にも、話しちゃダメ。もちろん呪霊もね」
「…話したら、どうなる」
「まぁ信じてもらえるかはさておき、とりあえず捕まりはするんじゃないかな。最悪処刑」
物騒な言葉に眉を顰めると、AAは「そうなる前に私が何とかするけど、協力は頼むよ」と呑気に言ってのけた。
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作者(プロフ) - ぽぽさん» ありがとうございます😭こんなにも嬉しいお言葉をいただけるなんて感激です🥲なかなかの不定期更新ではありますが、これからもどうぞよろしくお願いいたします☺️ (2月26日 0時) (
レス) id: 371b148e61 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ(プロフ) - 作者さん» 繰り返しコメントすみません🙇♀️この作品から作者様の書かれるお話に興味を持ち他の作品も拝見したのですが、どれも良い意味で読みやすく、言葉遣いもストーリーも好みに刺さりました ; ;素敵な作品を創って下さりありがとうございます💖 (2月24日 23時) (レス) id: cce9129f81 (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - 星屑さん» コメントありがとうございます。一風変わった設定を使いたいと思いこの作品を作りました！これからも楽しいと思っていただけるよう頑張ります！ (2月22日 14時) (レス) id: 371b148e61 (このIDを非表示/違反報告)
作者(プロフ) - ぽぽさん» コメントありがとうございます。内容は自分が納得ができるまで頑張って書いているので、お褒めいただきとても嬉しいです！これからも応援よろしくお願いいたします☺️ (2月22日 14時) (レス) id: 371b148e61 (このIDを非表示/違反報告)
星屑(プロフ) - 今までにないような作品で読み進めるのが楽しかったです!更新楽しみにしています🥰 (2月21日 5時) (レス) @page15 id: e29b44e719 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作者 | 作成日時：2024年2月18日 0時
