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貴方「ただいま…」
今日は色々とあったけど、楽しかった
学校の方が居心地が良くて正直帰りたくはなかったけど
家の中は暗くて、誰もいないような感じだ
良かった…今日は安心して…
彼氏「誰？」
お母さんの彼氏が気だるそうにこちらへ向かってきた
貴方「た…だいま…」
彼氏「はぁ…帰ってくんなやせっかく2人きりなのに」
遠くからお母さんの声も聞こえた
母「健太〜もしかしてアイツ帰ってきたん？」
アイツって…
彼氏「せや、ほんま空気読めへんコイツ」
そう言いながら私を睨みつけた
彼氏「どっか出てけや」
ここ私んちなのに
なんで赤の他人にそんなこと言われなアカンの…
貴方「…」
彼氏「美代、お前もっと躾な言うこと聞かへんで」
ﾎﾞｶｯ
そう言いながら私の頬をグーパンしてきた
最悪…
昨日だって殴られたばっかなのに
帰り遅いから帰らんと思ってたのにって言われながら
お母さんだって少しは味方してくれたっていいのにさ
母「あんた、言うことくらい聞きなや」
私のことなんてちっとも頭にない
貴方「少しだけ、出てくる…から」
私の家はここなのに…
涙が出そうになるのを抑えて玄関の扉を開けた
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作者名：もっぴぃ2号 | 作成日時：2022年1月21日 17時
