丸山さんは私のファンらしい【橙】 (ページ3)

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絆創膏ページ3

丸山side

貴方「そ、そうなんですファンなんですよ〜」

ライブ限定の絆創膏持っとるくらいやもん

めっちゃ熱いファンなんや

丸山「あの、僕Addictive語れるような友達がおらんくて、もし良かったら仲良くして欲しいなと思うんですけど」

丸山「連絡先、交換しませんか？」

もう絆創膏見た瞬間思ったんやもん

この人やったらAddictiveで盛り上がれそうやし

これまで以上にAddictiveの情報収集できそう

貴方「ん〜」

せやけど、女の人は少し考え込んでいた

…そうやな、見知らぬ人にいきなり連絡先交換して欲しいなんて無理な話やもんな

僕は仲良くできそうって思ったんやけどな〜

丸山「やっぱり、嫌ですよね…(笑)」

貴方「いえ、そういうわけじゃないんですけど」

貴方「その…私の連絡先を拡散しないということを約束できますか？」

丸山「へ？そんな、するわけないですよ」

貴方「よかった(笑)これ、私のQRコードです」

マスクとサングラスで表情は見えへんかったけど、多分笑っていた

丸山「え〜Aちゃんって言うんや！俺の好きなAddictiveのメンバーと同じ名前！」

LINEには苗字は書いてなくて名前だけだった

トプ画もAddictiveのAちゃんが担当しているベースの写真

丸山「もしかしてAちゃんもAddictiveのAちゃん好きなんですか？」

貴方「へ？あ、好き…なのかな？」

丸山「ほんまに〜！？話合いそうで益々嬉しなってきた」

貴方「こんなに好きでいてくれる方いるんですね(笑)」

丸山「え？」

貴方「いや、なんでもないです♪」

貴方「ちなみに貴方の名前は…？」

アカン、俺嬉しすぎて自分がアイドルだってこと忘れてもーてた

丸山「あのっ、僕も連絡先とこの出来事拡散しないって約束して下さい！」

貴方「分かりました。固く留めときます」

丸山「僕、丸山隆平って言います」

貴方「まるやまりゅうへい…」

貴方「あぁ、ぬ〜べ〜の人だ！」

丸山「当たり☆」

貴方「すごい、こんな所で芸能人の方と会えるなんて。この事ちゃんと秘密にしておきますね」

丸山「2人だけの秘密ですね♪これからよろしくお願いしまーす♪」

僕が、まさかの本人様と連絡先を交換してしまったと知るのは

まだまだ先のお話…