◎お誕生日!3 ページ18
▽
◎Meguro
___2月15日、PM11時50分。
突然俺の家にインターホンが鳴り響いた。こんな夜遅くに誰だよ、と不思議に思ったが無視するわけにはいかないためガチャリと扉を開けた。
『 あ、やっと開いた、 』
目黒「 ……は、A? 」
インターホンを鳴らしていた正体はA。
Aは少し顔を赤くさせていて、外が寒かったことを想像させる。マフラーをグルグルに巻いて手袋をしているが凄く寒そうで。
何でAが俺の家に?ということは置いといて、とりあえず急いで家に入れた。
目黒「 え、ごめん寒かったよな 」
『 んーん、全然大丈夫!私が勝手にめめの家に来たんだもん 』
目黒「 別に来るのは良いけど連絡してくれねぇと……こんな夜遅くに、 」
女の子一人でこんな深夜に出歩くのは危なすぎる。来るって言ってくれたら迎えに行ってたのに、と後悔。もし襲われたりでもしたら何をともあれ他のメンバーに殺される。
『 大丈夫だって、タクシーで来たから! 』
目黒「 いや別にそういう事でも無いんだけど 」
『 ……いいじゃん、私が一番にめめを祝いたかったの、 』
目黒「 っ、え? 」
"もうすぐ、2月16日でしょ?"
と、Aはスマホを取り出して俺に時間を見せる。現在の時刻は11時59分。日付が変わる1分前。
これで、ようやく意味が分かった。
……2月16日は俺の誕生日。
そして、カチッと時計の針が動いたと同時に日付が変わった。
『 めめ、お誕生日おめでとう 』
そう言って渡されたのは綺麗に包装された箱。
去年も誕生日プレゼントを貰ったけれど、その去年のよりのかは小さめ。
受け取ると同時に、俺はそのプレゼントを丁寧に開けた。
目黒「 ありがと……香水? 」
『 それ、私がいつも使ってる香水なの 』
目黒「 ……え? 」
『 いつでも私と同じ匂いになれるね、笑 』
まさかの、プレゼントはAがいつも使っている香水。確かに、何度かAの匂いは嗅いだことあるが良い匂いだったのを覚えている。
……その匂いの香水を俺に?メンバーに殺されない?大丈夫?
『 23歳、おめでとう!
Snow Manのメンバーに居てくれてありがとう。いつも私を支えてくれてありがとう。一緒にデビューを掴みとってくれてありがとう。
……これからも、めめの事が大好きです、! 』
こちらこそありがとう、A。
○2月16日目黒蓮くんお誕生日おめでとうございます!○
△
3581人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀 - 良かったです完結した小説は消す人が多いのでこれからも見させてもらいますねこの小説残してくれてありがとうです嬉しいです。 (2020年5月2日 14時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
あぷりこっと(プロフ) - 美紀さん» 消す予定は無いので大丈夫ですよ!完結致しましたが読んでいただけると物凄く嬉しいです(^^) (2020年5月2日 13時) (レス) id: 9001a60370 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 作者さんこの小説完結したけどずっと見たいので消さずに置いておいて欲しいです (2020年5月2日 11時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
あぷりこっと(プロフ) - 佐々木さん» 全然大丈夫ですよ!むしろ嬉しいです(;_;)! (2020年4月14日 18時) (レス) id: 9001a60370 (このIDを非表示/違反報告)
佐々木(プロフ) - あぷりこっとさん» 私は今Twitterでおすすめの占ツク作品を紹介させていただいています。そこで「雪男inがーる」を紹介してもいいですか? (2020年4月14日 14時) (レス) id: e312adaa83 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あぷりこっと | 作成日時:2020年1月17日 23時