雪男 in がーる３ (ページ17)

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◎さっくんページ17

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『さっくん、』

佐久間「んー？」

『入所14周年おめでとう！！』

9月25日。この日はさっくんの入所日である。
丁度仕事があったので、その場で"おめでとう"と伝える。さっくんはそれを聞いてぱあっと笑顔になった。

佐久間「え、嬉し！Aありがとうー！覚えてくれてたんだ！」

『ふふ、覚えてたよ？さっくんの入所日だもん』

佐久間「ほんとに？ありがとう！」

私はさっくんの胸にダイブ。さっくんは少し驚きながらも私を支えてくれた。ぎゅうっと抱きつくと、とても安心感を抱く。そして、さっくんの匂いもまた安らぎを覚える。

実は歳はさっくんの方が歳上だけれど、ジャニーズ歴……入所したのは私の方が早い。歳は上だけど後輩、みたいな関係があるのだ。まあ、大抵Snow Manのメンバーは私のほうが歴は上で歳上が多い。

『もう14年も経つんだねえ…… 』

佐久間「 Aはもう15年でしょ？笑」

『たったの1年しか変わんないけどね！笑』

時の流れは早いようで遅い。もう14年も経つのかと思うけど、思い返してみれば色々あったなあと感じたり。

次、入所記念日を迎える時はもうデビューしてるんだな……とふと頭に浮かんでしまう。デビュー。もう分かっているはずなのに、実感が湧いてこない。

『入所14年を記念して、今度ご飯いこ？』

佐久間「俺は全然いいけど、予定空いてるの？」

『大丈夫！』

佐久間「なら良いけど……他に誰か誘う？」

『やだ、2人きりがいい』

佐久間「はいはい、笑」

今度、2人きりでご飯を行くことを約束する。さっくんと2人きりのご飯は久しぶりかも。というか、誰かメンバーとご飯をするのがそもそも久しぶりなのかもしれない。

『 2人きりでご飯かあ、』

向井「え！佐久間くんAとご飯行くんですか！」

佐久間「行くよ？」

向井「ちょ、ずるくないすか？俺も行きたい！」

『じーこもまた別の日に行こ？笑
それで良いでしょ？』

急にじーこが盗み聞きをしていたのか知らないが、割って入ってきたのでテキトーに促しておく。うそうそ。テキトーに促してないよ。笑
ちゃんとじーこも別の日に行くよ、行く。

とにかく、今日はさっくんの入所記念日だ。

入所14周年、おめでとうさっくん。

○9月25日佐久間大介くん入所14周年おめでとうございます！○

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