愛され体質？下らない。７

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「瑞和ちゃん！」



突然と聞こえてくるその声に振り向けば、そこにはバレー部の人達が居て。



及川「何で先に行っちゃうのさー。」



岩泉「この後及川がコンビニで好きなの買ってくれるらしいぞ。」



及川「岩ちゃん！？俺そんなこと言ってないよ！？」



花巻「おー、流石及川太っ腹ー。」



松川「ごちでーす。」



及川「マッキーも松つんもこういうときばかりそういうこと言うのやめてください！」



矢巾「澪も行く？」



渡「矢巾ノルのそこ…。」



金田一「瑞和先輩、東雲先輩こんばんわ！」



国見「先輩塩キャラメルください…。」



何気ない、さり気ない、会話をしながら僕に声をかけてくれるみんな。



みんなからしたら、本当に普通に、何もなく声をかけてくれているんだろう。



でもそれは、僕にとってはかなり大きなことで。



『えー、及川さん何買ってくれるんですか？』



及川「瑞和ちゃんは特別！可愛いから何でも買ってあげる！」



花巻「わー、差別だ差別ー。」



松川「差別はどうかと思いまーす。」



及川「もうっ！みんなに買うよ！それで良いでしょ！」



岩泉「主将が何でも買ってくれるらしいぞ。」



国見「ありがとうございまーす。」



及川「ほんっとお前ら連携が凄いな！！」



巫山戯た会話ばかりしている、面白くて優しいみんなが、僕は、



『好きなんだよなぁ、』

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