愛され体質？下らない。６

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天童「瑞和ちゃんさっきから人のことばかり言ってるけど、自分は恋愛とか考えないの？」



『それどころじゃなさすぎて考えてなかったですね。』



ヒロイン潰しで基本的に忙しいし、恋愛なんてしている暇ないから。



天童「え、じゃあオレとかどう？」



『天童さんとは気が合うと思いますよ、でもそれは恋愛とは違いますよね。

てかそもそも僕は人を好きになったりしませんので。』



もう人のことは好きにならない。



白布「…あれ、牛島さんが居ない。」



『あれ、あそこで囲まれてる。』



白布「は！？」



あー、やっぱり牛島さんイケメンだからなー、イケメンで高身長、モテるよなー。



とか他人事みたいに眺めてたら白布くんがすごい形相になってきてるから怖い。



『あ。』



囲んでるの浴衣着てる、ってことはウチのクラスだ。



『連れてくる。』



大平「あの中入るのは危なくないかな。」



『多分あの中入って無事に戻ってこれるのは僕くらいですね。』



白鳥沢「？」



それだけ言って中に入っていく。



『ねー、みんな。』



「あ、瑞和様！？」



白鳥沢(瑞和様！？)



『その人僕の知り合いだから、勘弁してあげてくれないかなぁ？』



「すみません！どうぞ、お連れください！」



『ありがとう。』



そう言いながら牛島さんの腕を掴んで戻る。



牛島「助かった。」



『いえいえー。』

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