愛され体質？下らない。６

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『虹は黒で愛月はピンクか、確かにそんなイメージ。』



文化祭が始まる直前、いつもの五人と駄弁る。



虹「…てか、あそこまで赤が似合うのとか山田しかいないわ。」



『髪の毛が赤に近い茶色だからかな。』



でも山田さんも美人さんだよな、とか思いながら浴衣の男子組を見る。



ちなみにクラスの人達は全員浴衣だ。



持っている人達がわざわざ学校に持ってきてくれたりしたからね。



ちなみに僕の奴は虹から借りた。



虹「今日孝支来る予定なんだよね〜。」



『へ〜、良かったね、じゃあ途中抜け？』



虹「ちゃんと仕事して、休み時間になったら出ます！」



玲音「確か浴衣のまま回っても良いんだっけ。」



『ん〜、確かね。』



文化祭だから、って理由で普通じゃない格好で来る人も決して少なくはないだろうからね。



愛月「玲音、一緒に回るー？」



玲音「回る。」



刀夜「とっととくっつけっつーの…。」



結翔「まあまあ、刀夜は僕と回ろうね。」



『え、僕は。』



結翔「部の人が迎えに来るんじゃなあかな〜って。」



ああ、それは確かに言えてるかも。



『まあ、ちょっと楽しみだよね。』



結翔「そうだね。」



少し嬉しそうにニコッとした結翔を見て、これは楽しい文化祭にしないとなって意気込んだ瑞和さんです。



よし、僕も楽しもう。

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