愛され体質？下らない。４

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美海「ねぇ瑞和さんちょっと良い？」



午後練が始まってすぐに声をかけてくる。



『何。』



こっちは今君の作らない分のスポドリ作ってるんだよね、邪魔しないでくれるかな??



美海「どぉして瑞和さんみたいなブスが青城の人達に大切にされてるのぉ？」



ごめん、今吹き出しそうになった。



『マネージャーだからじゃないの？』



美海「まぁ確かにぃ？烏野には私みたいな美少女がいるからぁ？

ちやほやされるのも分かるんだけどぉ？

青城には瑞和さんしかいないとはいえ、合宿中は私がいるんだからぁ？

私のことをもっとちやほやするべきだと思うのぉ。

瑞和さんだってそう思うでしょぉ？」



勘違いにも程があるレベルだな、性格ブス。



『いや、ちやほやされるための合宿じゃないでしょ。

みんな本気でバレーやってるのにそれの邪魔しようとするのやめない？』



そう言うと、勢い良く掴みかかってくる。



美海「何アンタみたいなブスが私に口答えしてんの？」



『マネージャーは顔関係ないと思うし、そうやって邪魔ばかりするなら辞めなよ。』



美海「なぁにぃ、もしかして私が可愛いから嫉妬してるぅ？」



『残念だけどいくら顔良くてもそんなに性格クソブスで終わってたら嫉妬も出来ないかな。』



美海「はあ？」



ドスの効いた声出すね、女とは思えないや。

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