階級・甲の癸さん拾伍

648話 ページ4

雪希「やっと来た！！」



そう言いながら前に出てくるのは、埜田雪希。



『相変わらず歪んだ性格を表す顔をしてるね！！』



童磨「ぷっ…」



雪希「〜〜〜〜〜…！！笑わないでくれる！？醜女に言われたくないから！！」



『いや、普通ですけどそんなのも分かんないんですかね、可哀想に…(目と頭)』



桜花「段々強くなってくの何…ww」



かなり頭に来たのか知らないけど、埜田雪希が刀を僕に向けてくる。



雪希「あんたも、あんたの大切な奴らも…全員此処で殺すから！！」



『…やっぱりあんたと僕は仲良く慣れないね。』



そういい、彼女を見据えながら言う。



雪希「…は？」



『あんたと僕は違う。…だって僕は…』



柱様方、かまぼこ隊のみんな、おうちゃん、累…そして上弦の鬼達。



みんなを一度見てから…言う。



『ただ誰かを傷付けるだけの戦いをするつもりは…ない！！』



雪希「そう言う甘いこと言ってたらみんな死ぬだけ、ってことを教えてあげるから安心して？」



桜花「Aのこういう所がみんなを救うってことを教えてあげるよ。」



おうちゃんがにこり、と笑いながら奴に言う。



…大切な人達のいる僕は…強いよ。



弱くあるわけにはいかないからね。



雪希「そう…じゃあ、とっとと始める？」



『普通に此処で乱闘するんかい。』



分かれるわけじゃないのね…とか思いながら見る。



猗窩座「…A、手加減はするなよ。」



『手加減しないなら今全員倒せちゃう…()』

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