54話 ユウside ページ8
エース「監督生、転入生見に行こうぜ！」
デュース「いきなり押し掛けて驚かせないか？」
エース「うっわ出たよ真面目くん、それなら俺達だけで行くからお前は此処に居れば？」
デュース「い、いや、僕も行く！」
ユウ「あはは、行くなら行こっか」
グリム「オレ様それより腹が減ったんだゾ」
ユウ「さっきも食べてたじゃん…」
エーデュース、グリムと会話をしながら教室から出る。
話題の転入生は、どうやらセベクのクラスメイトらしく。
少し見に行くか、と言うことでセベクのクラスへと向かって歩く。
ジャック「監督生…に、グリム、エース、デュース。何処に行くんだ？」
エペル「あ、もしかして…転入生の所、かな」
ユウ「ジャック、エペル。うん、そうだよ。二人も？」
ジャック「エペルが行きてえって言うから仕方なく、だけどな」
エース「じゃ、みんなで行きますか」
ジャックとエペルの二人とも合流し、隣の隣であるセベク達のクラスの前へ行く。
…本当に話題なんだ、人が沢山居る。
セベク「む、人間！！！」
ユウ「びっっっ…くりした、セベクか」
デュース「相変わらず声が大きいな…」
セベク「僕のクラスに何か用か！！」
相変わらず声の大きいセベクに苦笑いをしながらも、話題の転入生について聞いてみることにする。
ユウ「転入生のことなんだけど」
セベク「ああ、彼奴か！！さっきから彼奴に用のある奴が後を絶たん、何故だ？」
ユウ「凄く美人だって噂があるからじゃないかな？」
セベク「確かに顔立ちは良いかもしれないが、ひ弱そうな奴だ」
ひ弱そうな…いやセベク、その言い方はないよ。
男の子にひ弱とか、人によっては禁句なんじゃ…
「ひ弱そう、ですか？」
一年組「……………！？！？！？」
今まで私達六人(と一匹)だったと言うのに、その中の誰でもない声が聞こえて来て声が出なくなる。
一体いつの間に、…それも、私の耳元に、顔が
ユウ「…え、だ、れ」
「すみません、其処まで驚かせる気はなかったんですが…」
くすくす、と笑うその人は…息を呑むほど綺麗な顔立ちをしていて。
この人が例の転入生だ、と気付くまでにそんなに時間はかからなかった。
ユウ「あ、あの…」
「ああ、僕呼ばれてるんでした。それではまた、…監督生さん」
そう言って微笑んだ転入生は、歩いて行ってしまう。
…何だか本当に美しく、それでいて不思議な人だった。
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ゆるる(プロフ) - こんばんは、お答えしていただきありがとうございます！単行本派故にご迷惑おかけしてすみません…。把握致しました。本誌枠を読み終わり次第再びこの素敵な作品に是非立ち寄らせて頂きたいので残しておいて頂けますと幸いです！これからも応援しております！ (2020年6月17日 23時) (
レス) id: 8e2c0af2a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 「…なぁに言ってるのぉ？俺ジェイドじゃなくてフロイドだよぉ〜」()「何故分かったのです？目の色を変えて髪も逆にしてアズールも見分けられなかったのに」ってなりそう←。ガチフロイドやったら絞められてるはず… (2020年6月17日 22時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
クローバー(プロフ) - 虹希さん» まさか作者様のお気に入りだったとは…！好みが似てるんですね！応援してます！！ (2020年6月17日 20時) (レス) id: 7ea079127e (このIDを非表示/違反報告)
虹希(プロフ) - クローバーさん» コメントありがとうございます！わああありがとうございます！ネーロ個人的にお気に入りなのでそう言っていただけると嬉しいです！！ありがとうございます〜頑張ります！！ (2020年6月17日 20時) (レス) id: d8253c3587 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー(プロフ) - ネーロに惚れました。なんですか！？なんであんなにカッコイイんですか！？私の好みどストライクですよ！！これからも更新頑張ってくださいね！！ (2020年6月17日 18時) (レス) id: 7ea079127e (このIDを非表示/違反報告)
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