53話 ページ7
カリム「お前そんなことも分かるのか！凄いな！」
ジャミル「随分情報通なんだな、オクタヴィネルに負けないんじゃないか？」
ネーロ「褒め言葉として受け取っておく」
『待とうネーロ、いつの間にか近くに来ていることにツッコんで欲しい』
いつの間にか近くに来ていたカリム・アルアジームとジャミル・バイパー。
驚いた様子もなしに情報が書かれていると思われるスマホを見つめているネーロ。
いやほんとカオスでしかないんだが、何をどうしてこうなる？
ジャミル「昨日ぶりだな、ファル」
『ええどうも、出来れば話をしたくなかったんですが』
ジャミル「…ああ、それは君が」
『あああああ！！！！！』
言われる前に止めるため、大声を出しながら口を塞ぐ。
…やばいネーロにバレたこと話し忘れた、後で事情聴取始まりそうだな。
カリム「ん？いつの間に仲良くなったんだ？俺も入れてくれ！」
『いや仲良いわけじゃ』
ジャミル「やめろカリム、くっつくな！！」
僕達が戯れ合っていると思ったのか、僕を巻き込んでジャミル・バイパーに抱き着いてくるカリム・アルアジーム。
これ軽く僕にも抱き着いてる感じ…ほら見てくださいネーロの顔を、ポーカーフェイスながらに少しだけ青筋浮かべてますよ。
カリム「…ファルって身体柔らかいんだな！」
『ちょ』
ジャミル「…カリム、そう言うことを平気で言うな」
カリム「ダメなのか？」
ジャミル「ダメだ。人の体型を口に出すのは良いことじゃないこともあるって教えただろ」
瞬時に体型のせいにしてくれたのはありがたいが、軽く太ってるって言われた気がする。
まあ今の状態で隠すにはそうするしかないことを知っているから良いけど。
いや、別に気にしてませんよ、ええはい。
『…ありがとうございます』
ジャミル「隠すと言ったのは俺だからな」
カリム「何こそこそ話してんだ？」
ネーロ「アルアジーム、お前は俺が説教する。ちょっと此方来い」
カリム「？説教？どうして？」
ジャミル「良いから受けて来い」
カリム「？ああ、よく分かんねえけど分かったぜ！」
カリム・アルアジームがあんな性格で良かった、勿論良い意味である。
ジャミル「君も中々大変だな、ああ言う奴が居た場合」
『ネーロが居るので平気です』
ジャミル「随分仲が良いんだな」
『兄さんなので(？)』
いや、兄さんなのでって何だ。
自分で自分の言っていることが分からない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 699人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆるる(プロフ) - こんばんは、お答えしていただきありがとうございます！単行本派故にご迷惑おかけしてすみません…。把握致しました。本誌枠を読み終わり次第再びこの素敵な作品に是非立ち寄らせて頂きたいので残しておいて頂けますと幸いです！これからも応援しております！ (2020年6月17日 23時) (
レス) id: 8e2c0af2a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 「…なぁに言ってるのぉ？俺ジェイドじゃなくてフロイドだよぉ〜」()「何故分かったのです？目の色を変えて髪も逆にしてアズールも見分けられなかったのに」ってなりそう←。ガチフロイドやったら絞められてるはず… (2020年6月17日 22時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
クローバー(プロフ) - 虹希さん» まさか作者様のお気に入りだったとは…！好みが似てるんですね！応援してます！！ (2020年6月17日 20時) (レス) id: 7ea079127e (このIDを非表示/違反報告)
虹希(プロフ) - クローバーさん» コメントありがとうございます！わああありがとうございます！ネーロ個人的にお気に入りなのでそう言っていただけると嬉しいです！！ありがとうございます〜頑張ります！！ (2020年6月17日 20時) (レス) id: d8253c3587 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー(プロフ) - ネーロに惚れました。なんですか！？なんであんなにカッコイイんですか！？私の好みどストライクですよ！！これからも更新頑張ってくださいね！！ (2020年6月17日 18時) (レス) id: 7ea079127e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
