69話 ジェイドside ページ23
アズール「ジェイド、フロイド。何をしてるんですか」
ジェイド「ああ、アズール…ふふっ」
アズール「…何ですか突然…おやファルさん、ネーロさん…と、転入生さんも」
『何で…どうしてオトヒメ………こんにちわアーシェングロットさん』
額を抑え意味を考えるファルさんを見ていると、笑いが止まらなくなってしまう。
…フロイド、やはりあなたはファルさんを相当気に入っているようですね。
小魚と呼んでいたのが嘘のようなあだ名に、そう思うざるを得なくなりましたよ。
アズール「ラウンジについての話があるので、少し来てもらえますか？」
フロイド「え〜ジェイドだけでいーじゃん、俺はまだオトヒメちゃんと居る〜」
アズール「…オトヒメ？」
ヴェレーノ「ファルのことらしいですよ」
転入生さん…ヴェレーノさんがそう言うと、アズールは少し驚いた顔をしたあと考えるような仕草を見せる。
その様子では、どうやらアズールも気付いたみたいですね。
ジェイド「良いから行きますよ」
フロイド「やだ」
ネーロ「…ファル」
『え、何、どうして僕をガン見するの…』
ネーロ「ごめんね」
『何が？？？』
ネーロ「フロイド、今ちゃんと行ったら今日の放課後ファルがラウンジに遊びに行くよ」
『おい待てこら』
フロイド「まじぃ？じゃあ俺行くね〜オトヒメちゃん絶対来てよぉ、じゃねーと…分かるよな？」
『ドスの効いた声ですね！！！絞められるんですね畜生！！』
けらけらと笑い、ファルさんの反応を楽しんでいる様子のフロイドがやっとのことで立ち上がる。
アズールと目を合わせ、ファルさんに少し目を向ける。
ジェイド「頑張ってください」
『何を？？？？？』
それだけ言い離れると、遠くから叫び声が聞こえてきて笑ってしまう。
ああ本当に、面白い人ですね。
ジェイド「フロイド、そんなに気に入りましたか？」
フロイド「まあね〜♪」
アズール「あの人の何処に其処まで気に入る要素があるのかは分かりませんが…お前のやる気が出るのならそれで良いでしょう」
フロイド「あは、やったぁ」
オトヒメ、と言うのは略称。
本来は其処では止めないのですが、どうやら“六文字”はフロイドには多いようです。
アズール「結局監督生さんと同じ“エビ”じゃないですか」
フロイド「そうだけどエビちゃんより似合うなって思ってぇ」
ジェイド「そうですね」
オトヒメ“エビ”とは、ウツボと共生関係を結んでいる、エビのこと。
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ゆるる(プロフ) - こんばんは、お答えしていただきありがとうございます！単行本派故にご迷惑おかけしてすみません…。把握致しました。本誌枠を読み終わり次第再びこの素敵な作品に是非立ち寄らせて頂きたいので残しておいて頂けますと幸いです！これからも応援しております！ (2020年6月17日 23時) (
レス) id: 8e2c0af2a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 「…なぁに言ってるのぉ？俺ジェイドじゃなくてフロイドだよぉ〜」()「何故分かったのです？目の色を変えて髪も逆にしてアズールも見分けられなかったのに」ってなりそう←。ガチフロイドやったら絞められてるはず… (2020年6月17日 22時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
クローバー(プロフ) - 虹希さん» まさか作者様のお気に入りだったとは…！好みが似てるんですね！応援してます！！ (2020年6月17日 20時) (レス) id: 7ea079127e (このIDを非表示/違反報告)
虹希(プロフ) - クローバーさん» コメントありがとうございます！わああありがとうございます！ネーロ個人的にお気に入りなのでそう言っていただけると嬉しいです！！ありがとうございます〜頑張ります！！ (2020年6月17日 20時) (レス) id: d8253c3587 (このIDを非表示/違反報告)
クローバー(プロフ) - ネーロに惚れました。なんですか！？なんであんなにカッコイイんですか！？私の好みどストライクですよ！！これからも更新頑張ってくださいね！！ (2020年6月17日 18時) (レス) id: 7ea079127e (このIDを非表示/違反報告)
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