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四十六頁 ページ48

「耳に飾りの鬼狩りはお前じゃのう。」



なるほどね、やっぱり炭治郎くんが狙いなのか。



竈門「珠世さん!身を隠せる場所まで下がってください!」



珠世「炭治郎さん、私達のことは気にせず戦ってください。

私達を守っていただかなくて大丈夫です。鬼ですから。」



すると手鞠鬼が炭治郎くんに手鞠を投げる。



炭治郎くんが呼吸の技で止めたと言うのに、手鞠は動き出す。



『さっきから変な血鬼術を使うなぁ…面倒くさい、本当に面倒くさい。』



愈史郎「珠世様!!俺は言いましたよね?鬼狩りに関わるのはやめましょうと最初から!

俺の目隠しの術も完璧ではないんだ!貴女にもそれはわかっていますよね?」



そう言い出す愈史郎くんを横目で見る。



…貴方はいつもそうだ、あの人とともに来た時だって凄く嫌そうな顔をしていた。



愈史郎「建物や人の気配や匂いを隠せるが存在自体を消せるわけではない!

人数が増えるほど痕跡が残り鬼舞辻に見つかる確率も上がる!」



『今喚いてる暇なんてないでしょ馬鹿…』



愈史郎「貴女と二人で過ごす時を邪魔する者が俺は嫌いだ、大嫌いだ!!許せないッ!!」



「キャハハッ何か言うておる。面白いのう楽しいのう!

十二鬼月である私に殺されることを光栄に思うがいい。」



…十二鬼月…彼奴が?



竈門「十二鬼月?」



珠世「鬼舞辻直属の配下です!」



「遊び続けよう!朝になるまで命尽きるまで!」



十二鬼月は“あの程度”の強さなのか?



いや、僕では勝てないくらいこの鬼達は強い…でも柱がいつも苦戦するという十二鬼月は、あの程度なのだろうか…そうとは考えづらい。



『…十二鬼月、は、』



もっと、強い。



愈史郎「馬鹿!!A!!何してる!!避けろ!!」



向かってくる手鞠を避けながら考える。



こういう時に発動しろよ馬鹿野郎、僕の勘は本当に必要な時こそ使えないから腹立つなぁ…



『…何が、どうなって…』



考えろ。

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何卒 - すみません、誤解なら良いのですが、私のコメント消しましたでしょうか?なにか不快なことをしてしまいましたでしょうか?バグや勘違いなら申し訳ありません。もし、不愉快な思いをしてコメントを消したのであれば、申し訳ありません。。 (2019年11月3日 22時) (レス) id: 58baba6999 (このIDを非表示/違反報告)
キア(プロフ) - 面白いと思ったら貴方様の小説でしたか!とっても面白いです! (2019年11月2日 15時) (レス) id: c785cd048e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:心月美玲 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年11月2日 11時

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