三十九頁 ページ41
「竈門炭治郎ト合流、竈門炭治郎ト合流〜！！」
『お前さぁ、最近動かし過ぎだし何でわざわざ炭治郎くんと仕事させるのかくらい教えてくれないかな？』
「オ館様ノ命ダカラ俺ニ言ワレテモ困ル。」
『それを聞いてこいって言ってんだよこの無能鴉。』
「モウ少シ相棒ヲ労レ。」
僕が此処まで素を出す相手は鴉くらいだな…六年間名前付けてやってないからそろそろ必要かな、と思いつつ付けるつもりはない所を考えると結構性格悪いよね僕も。
「仕方ナイナ、次マデニハ聞イテオイテヤルカラ早ク行ケ。」
『はいはい…それで炭治郎くんは何処に居るの？』
「浅草。」
『これまた随分と都会に居るね…行きたくないわぁ…面倒くさい。』
何でそんな所に行かないといけないんだ、とは思うけど仕方がないかもしれない。
まあ取り敢えず行くかなぁ…
『にしても、炭治郎くんはまだ僕のことを同期とでも思っているのかねぇ。』
「オ前弱ソウダカラナ。」
『そんなに焼き鳥にされたいのか？ん？？』
弱い自覚はあるけど戦うわけでもない鴉に言われるとかなり腹立つな。
『んなこと言うならお前が代わりに戦ってくれても良いんだよ、ほら刀渡すからさ？？』
「鴉ニ刀ガ使エルト思ッテルノカコノ馬鹿娘。」
『斬り裂かれたいのかな。』
今なら良い感じに斬り裂いてから焼き鳥にしてあげるけど。
「ソンナコト言ッテル暇アッタラ早ク行ケッテ言ッテンダ。」
『お前次の休みに焼き鳥にするから待ってろよ。』
この鴉を六年間食わずに居る僕は優しいと思うんだ、出来れば他の鎹鴉に変えて欲しいんだけどそれは無理なのかな。
会ったことのないお館様に色々と文句を言いたくなるんだけど、そんなことしたら命がいくつあっても足りなさそうだから良くないよね、うん。
柱とかかなりお館様尊敬しているらしいし…馬鹿なことは考えないようにしようね、僕。
命が惜しければ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 162人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
何卒 - すみません、誤解なら良いのですが、私のコメント消しましたでしょうか？なにか不快なことをしてしまいましたでしょうか？バグや勘違いなら申し訳ありません。もし、不愉快な思いをしてコメントを消したのであれば、申し訳ありません。。 (2019年11月3日 22時) (
レス) id: 58baba6999 (このIDを非表示/違反報告)
キア(プロフ) - 面白いと思ったら貴方様の小説でしたか！とっても面白いです！ (2019年11月2日 15時) (レス) id: c785cd048e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
