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三十三頁 ページ35

『…うっそ、』



「………」



…いや何でだよ、何か意味分からないよ、僕は鎹鴉に言われて普通に任務に行こうとして…案内された場所に行ったら水柱の片割れ、冨岡義勇が居るだなんて誰が思うよ。



『…もしかして、合同任務ですか?』



そう聞くと、何も口には出さないままで頷いてくる。



一体何の拷問だ…?(失礼)



いやだって考えてもみてよ、今まで全くと言っても過言ではないほどに僕はモブ的な、そんな何かのポジションに居たわけでしょ…だってヒロインはお姫様だから。



村田くんと同じでモブポジなんだよ…あ、何か村田くんごめん、貶しているつもりはないんだ。



冨岡「…行くぞ。」



…この、何かの物語に出るとすれば超重要人物でかなり人気の有りそうな人と関わる必要性とか諸々分からないって言うのかな、取り敢えず何が言いたいかって言うと…帰りたい、若しくは炭治郎くんの所に行きたい。



『…はい。』



もうほんと「最悪だ…」って言葉にいつ出てもおかしくはないくらいなんだけどどうしようかな。



そんなことを思っているのなんて露知らず、走り出す冨岡義勇に僕はただ付いていくことしか出来ない。



まあ良いんだけどね、柱が一緒ってことはそれだけ僕は戦う必要性がないってことになるわけだしさ…静かに終わらせることが出来ればそれで良いんだけど。



僕は何処ぞの音柱みたいに派手なことが好きなわけでもない、出来る限り静かに終わらせたいって気持ちが大きかったりはするからねぇ。



冨岡義勇は余りうるさいこととか派手なことはしなさそうだからちょっとほっとする、音柱と合同任務になったりしたら絶望しか感じないだろうし。



…てか、この無口な人と、もう片方の水柱やお姫様はどうやって意思疎通をしているのだろう。



『…なんて、考えても仕方ないしなー…』



冨岡「…何か言ったか。」



『あ、すみません何でもないです。』



まあ彼の速さについて行けるのは良いことだと思いたい、常中取得済だからなんだろうねぇ。

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何卒 - すみません、誤解なら良いのですが、私のコメント消しましたでしょうか?なにか不快なことをしてしまいましたでしょうか?バグや勘違いなら申し訳ありません。もし、不愉快な思いをしてコメントを消したのであれば、申し訳ありません。。 (2019年11月3日 22時) (レス) id: 58baba6999 (このIDを非表示/違反報告)
キア(プロフ) - 面白いと思ったら貴方様の小説でしたか!とっても面白いです! (2019年11月2日 15時) (レス) id: c785cd048e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:心月美玲 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年11月2日 11時

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